[MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16]総合力やタフさでライバルたちを凌駕。名門・前橋育英がFW立石の決勝点で尚志を下し、初のU-16日本一!
ゲキサカ / 2024年12月18日 13時39分
[12.16 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16決勝 前橋育英高 2-1 尚志高 時之栖うさぎ島G]
名門・前橋育英が初優勝! “U-16日本一決定戦”2024 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16ルーキーリーグは16日、時之栖うさぎ島グラウンド(静岡)で決勝を行い、前橋育英高(関東1/群馬)と尚志高(東北1/福島)が激突。前橋育英が2-1で勝ち、初優勝を果たした。大会MVPには、前橋育英のMF松下歩夢が選出されている。
勝者が喜びを爆発させ、敗者は表彰式を終えて会場を離れた後も涙を流していた。80分間の熱戦を視察したミズノブランドアンバサダーの中村憲剛氏が、「自分が高校1年生の時に比べて遥かにレベルも違いますし、みんな上手いし、強いし、速いし、素晴らしい決勝戦でした」と総評したファイナル。接戦を前橋育英が制し、参加16校の頂点に立った。
関東王者の前橋育英は準決勝で山梨学院高(関東3/山梨)に2-1で逆転勝ちするなど予選リーグから4連勝で決勝進出。先発はGK根岸彗也、右SB石川悠介、CB小林惺十郎、CB深見翔太、左SB高橋虎太郎、松下と山本翼のダブルボランチ、右SH箱田航大、左SH韮澤海成、そしてFW関蒼葉と瀬間飛結の11人だった。
一方の尚志は予選リーグ初戦で市立船橋高(関東2/千葉)と0-0で引き分けたものの、その後の3試合で計15得点。準決勝で高川学園(中国2/山口)に3-2で逆転勝ちし、2021年以来の決勝へ進出した。初優勝をかけた決勝の先発はGKが古川昌和、右SB中村快生、CB星宗介、CB中村一平、左SB寺田悠真、中盤中央に瀧田悠と若林衣武希、右SH大熊瑠空、左SH奥村玲央、そして前線に須釜朱王と京増倫泰が構えた。
立ち上がりから尚志がボールを保持する時間を増加。中村一、星の両CBとDFラインまで下りる瀧田がボールを左右へさばき、ロングボールを前線やハイサイドへ入れて起点を作る。対する前橋育英はボールを奪うと、より攻め切ろうとする姿勢を見せていた。
前半から強度の高い攻守
前半7分、左中間から仕掛けた関が左足シュート。さらにインターセプトから瀬間がドリブルで切れ込み、右足を振り抜く。そして15分には、左サイドから鋭く仕掛けた韮澤が左CKを獲得。このCKを松下が右足で蹴り込むと、ニアの関が頭で合わせて前橋育英が先制した。
前半15分、前橋育英FW関蒼葉が先制ヘッド関は決勝で今大会初ゴール
尚志も奥村の仕掛けなどで反撃。24分には左SB寺田のフィードを前線の須釜が収める。須釜は左へのターンからわずかにフェイントを入れてマークを外し、右足シュート。これがゴール右に決まった。須釜の得点ランキング単独首位に立つ今大会5得点目で1-1。ただし、前半はともに相手の守備強度の高さを警戒した部分があったか、互いにロングボール中心のやや単調な攻撃が増えていた。
前半24分、尚志FW須釜朱王が右足で同点ゴール須釜は今大会5得点目。得点ランク首位に浮上
前橋育英の小林と深見、尚志の星と中村一の両CBは互いに前に強く、ロングボールに対して競り負けない。その中で出足の速い尚志はセカンドボールをより多く回収し、ボールを保持しながらオープン攻撃。34分には奥村の左クロスから大熊がシュートを狙う。また随所で上手さを見せる若林や京増が係わる形で崩しに持ち込もうとした。
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