C大阪内定FW古山兼悟に待望のインカレ初弾!! 大阪体育大が逆転8強、最後はJ2山口内定の主将DF峰田祐哉も初出場「出る、出ないは関係なくチームのために」
ゲキサカ / 2024年12月19日 5時30分
[12.18 インカレ決勝ラウンド第3節 東海学園大 0-2 大阪体育大 ミクスタ]
第73回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は18日、決勝ラウンドのグループリーグ第3節を行い、ミクニワールドスタジアム北九州の第1試合では大阪体育大(関西4)が東海学園大(東海3)を2-0で破った。続いて行われた第2試合の結果も受け、大阪体育大はC組2位でのベスト8入りが決定。22日の準々決勝では東洋大(関東3)と対戦する。
試合前時点では未勝利で勝ち点1の大阪体育大、前節の劇的逆転勝利で同3の東海学園大という構図。勝ったほうがベスト8に大きく近づく一方、引き分けた場合は続いて試合を行う第2試合のカードが有利ということもあり、試合は勝利を目指す両チームによって立ち上がりからオープンな攻防が続いた。
そうして迎えた前半18分、大阪体育大が先に試合を動かした。左サイドの高い位置でMF山田和樹(4年=立正大淞南高)が相手のクリアボールをカットし、すぐさま縦にパスを出すと、FW中津悠哉(3年=福井商業高)がラストパス。これを受けたFW古山兼悟(4年=立正大淞南高/C大阪内定)が振り向きざまに右足を振り抜くと、鋭く右に曲がった強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。
大阪体育大は初戦の九州産業大戦(●0-1)、第2戦の筑波大戦(△0-0)といずれも無得点に終わっており、これが今大会初ゴール。関西学生リーグ1部でチームトップの11ゴールを挙げ、来季からC大阪への加入が内定している絶対的エースが4年目にして初のインカレで待望の第1号となった。
さらに大阪体育大は相手キックオフ直後の前半19分、高い位置でボールを奪った中津がそのままシュートを狙うと、これはGK笹崎翔矢(2年=中央学院高)に阻まれる。だが、なんとか耐えた東海学園大には直後にアクシデント。CKの守備で競り合ったDF大磯竜輝(2年=中央学院高/名古屋内定)が負傷し、無念の途中交代を強いられることになった。
そして前半30分、東海学園大にさらなる追い討ちがかけられる。大阪体育大はGK野村寛礼(1年=藤枝明誠高)のロングキックを左サイドで収めた古山が振り向きざまに前線への浮き球パスを送り込むと、これにFW西山隼矢(2年=清水桜が丘高)が抜け出す。スピード自慢の西山に対し、苦しい対応を迫られたDF佐藤颯真(3年=東海学園高/横浜FC内定)はペナルティエリア際でファウル。佐藤は一発退場となった。
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