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筑波大が堂々のインカレGL首位通過!! 8強でまさかの明治戦へ…3連戦フル稼働の福井主将も闘志「俺たちのほうが絶対に勢いがある」

ゲキサカ / 2024年12月19日 5時35分

グループ首位通過を果たした筑波大

[12.18 インカレ決勝ラウンド第3節 九州産業大 1-5 筑波大 ミクスタ]

 第73回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は18日、決勝ラウンドのグループリーグ第3節を行い、ミクニワールドスタジアム北九州の第2試合では筑波大(関東2)が九州産業大(九州1)を5-1で破った。グループ唯一の2勝1分無敗でベスト8入り。22日の準々決勝では、関東大学リーグで優勝を譲る形となった明治大(関東1)とのリベンジマッチに挑むことが決まった。

 第1試合の結果を受けて、筑波大は引き分け以上で首位通過が決まるという一戦。それでも前節・大阪体育大戦(△0-0)では攻撃陣のターンオーバーを敢行し、うまくリズムが作れずにゴールを奪えなかったという中、この日はフレッシュな選手たちが2日前の鬱憤を晴らすような展開に持ち込んだ。

 序盤の筑波大は開始2分にMF佐々木裕涼(1年=市立船橋高)のミドルシュートをGK佐藤瑠星(3年=大津高)がなんとか阻むピンチを作られたものの、その後は4-4-2のシステムでMF加藤玄(3年=名古屋U-18/名古屋内定)とMF徳永涼(2年=前橋育英高)のダブルボランチが一手にゲームメイクを担い、両サイドバックを高く張らせながら一方的に押し込む攻撃を展開。クロス攻勢で相手の守備陣に圧力をかけていった。

 すると前半18分、ついにこじ開けることに成功した。加藤の縦パスを起点にFW半代将都(4年=大津高/熊本内定)とMF清水大翔(1年=C大阪U-18)の2トップがテンポ良くつなぎ、左サイドに展開すると、MF角昂志郎(4年=FC東京U-18/磐田内定)が戻したパスをDF安藤寿岐(3年=鳥栖U-18)が受けて右足一閃。グラウンダーのシュートをニアポスト脇に突き刺した。

 さらに筑波大は前半28分、ペナルティエリア左に抜け出した清水がスルーパスを受けてクロスを送ると、これに反応した右SBのDF池谷銀姿郎(2年=横浜FCユース)が冷静に相手をかわし、左足で流し込んで追加点。また同31分にはカウンター気味にMF廣井蘭人(2年=帝京長岡高)が右サイドに抜け出すと、クロスに角が右足で合わせ、瞬く間に3-0とした。

 引き分けという突破条件をも意に介さないゴールラッシュ。主将のDF福井啓太(4年=大宮U18/大宮内定)は「負けたら敗退の可能性もある中でも、チームとして(引き分けを意識するのではなく)とにかく勝ちだけを目指すというところで入れたこと、そこにチーム一丸となって頭を揃えて入れたことがよかった」と胸を張った。

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