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高卒でイングランド挑戦の日章学園FW高岡伶颯が最後の選手権。「絶対20ゴール決めて、この高校生活を優勝という形で終わりたい」

ゲキサカ / 2024年12月22日 19時5分

―改めて、その20っていう数字を掲げた理由を教えて下さい
「昨年、(初戦敗退をして)本当悔しい思いして、原(啓太)監督からも日本一の選手という風にはおっしゃってもらってたんですけど、それでも全然結果が出なくて、1ゴールすらできなかったという自分に対しても、この1年間準備してきたぞという風な意味合いでも20得点ですし、今の自分の自信からも20ゴールに決めています。20ゴールって無理だろとか色々な人に思われると思うんですけど、それがほんとに嬉しいことですし、何か言ってもらえる方がいい。5ゴールとか得点王じゃない点よりは、もう大迫勇也選手(2008年度大会で10ゴール)の倍を行く20ゴールを決めて、色々な人の見られ方がありますけど、それほど自分が今、自信があると全国に知らせたかったというのもあるので、それで20ゴールにしました」

―身近な人の反応はどうですか?
「いや、笑ってるっすよ。笑ってるっすよ、『20?』って。でも『頑張れよ、20』っていう感じで、『20ゴール(決めろよ)』って言われるんですけど、色々な人に」

―どの試合もシュート10本とか打てる選手なんで、本当に可能性があると思う。違いを見せれる選手だってところを証明して欲しいが。
「そう思ってもらえるのも嬉しいし、『もう絶対やってやる』っていう気持ちなんで、言ったからには絶対20ゴール決めて、この高校生活を優勝という形で終わりたいなと思います」
目標は「20ゴール」と「日本一」
―サイズが特別デカい訳でもない。小中学生にも刺激を与えるだろうし、自分への期待感もあるんじゃないかな
「サイズは小さいですし、大迫勇也選手みたいに大きい選手じゃないんで。でも、自分の足(スピード)だったり、ヘディング、身体全体に秘めてるインパクトというものは、いくら大きい選手でも叶わないインパクトを持っているので、小さい子供とか、小学生、中学生、全国の皆さんに、この小さくても点を決めれるっていう風に、夢と希望を与えたいと思います」

―名和田君の話が出ましたけども。現時点でちょっと話はできた?
「ちょっと話したんですけど。『また、これから頑張ろう』っていう風に言ったんすけど、 『選手権、頑張れ』って言ってきてくれたんで、吹っ切れてはないと思うんですけど、あいつも次のステップもあると思うので、ほんとこれからも刺激し合える仲になりたいなというよりは、ほんとに何て言うんすかね……もうライバル以上の関係というか。小さい頃から知ってるので、もっと自分の評価高めて我空を刺激したいですし、我空もそれに食らいつくようなこともしてくると思うんで、もうそこはお互い常に意識して過ごしていきたいです」

―宮崎県の同じ地域出身。小学3、4年から彼のことを知っていた
「知ってます」

―当時から彼を追う立場だった
「そうっすね。我空は小学3年生から4年生の頃に6年生の試合出てたんで、『いや、凄えな』というような感じは持ってたんですけど、まさか中学校入っても活躍して全国優勝っていうような感じで。で、僕は九州3位で『何してるんだ』っていうような気持ちにもさせられましたし、代表活動行っているっていうのもネットとかで聞いてたんですけど、僕も昔だったら代表行けるとか全然思ってなかったんですけど、我空がいたからこそ代表に行けるようなメンタルにもなりましたから、ほんとに感謝ですし、これからも刺激し合いたいなと思います」
最後の選手権で何度も歓喜をもたらす
(取材・文 吉田太郎)

●第103回全国高校サッカー選手権特集

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