「僕にはF・マリノスしかない」横浜FMユースからトップ昇格の望月耕平はアカデミーで育った8年間の恩返しを誓う
ゲキサカ / 2024年12月25日 20時0分
今年9月に来季、横浜F・マリノスのトップチーム昇格が発表された横浜F・マリノスユース所属のMF望月耕平(3年)。小学生のころから横浜F・マリノスのアカデミーで育ち、一つの目標だったトップ昇格を叶えた望月。「F・マリノスにすべてを捧げて、F・マリノスを勝たせられるような選手になりたい」と誓う18歳の素顔に迫った。
――改めて来季からJリーガーになることに対する率直な想いはいかがでしょうか?
「小学生のころからF・マリノスでプレーさせてもらってきて、そのころから両親とも将来はプロ一択という考え方をしてきたので、率直にとにかく嬉しいです」
――昇格はどういうシチュエーションで伝えられたのですか?
「シーズン中に面談が2回あって、1回目はクラブも『まだ考えています』というような感じだったんですけど、2回目の面談の時に教えていただきました。その時は久々にドキドキしました。『クラブとしてプロで頑張ってもらいたい』と言われたので、『断る理由はありません』と答えました」
――ご家族も喜んでくれたのではないですか?
「そうですね。母親は発表を緊張して待っていたみたいなので、それを伝えた時は喜んでくれました。小学生のころからずっと食事も管理してもらってきましたし、いろいろな形でサポートしてもらってきたので、とりあえず良い形で報告ができて良かったなと思います」
――今季はシーズン前にトップチームのキャンプにも参加されていましたが、その時の手応えはいかがでしたか?
「まだそこまでチームに慣れていなかったですし、短い期間でキャンプの途中まで参加ということで、最初は難しいところもありましたけど、その中でもいろいろな選手が声を掛けてくれて、一緒に食事もする中で少しずつ緊張がほぐれていきましたし、どういう感じでやっていけばいいのかという大まかな想定はできていったので、そこはありがたかったなと思います」
――プレー面で通用したのはどういうところでしたか?
「やはり体格やパワフルさという面ではまだまだ全然劣っているなということは見えたんですけど、技術的な部分だったり、相手と1対1で対峙した時の距離感は良い感じにできたかなと思います」
――特にどの選手が優しかったですか?
「山根陸くんだったり、榊原彗悟くんとか寺門陸くんは食事の時に話しかけてくれて、それで安心できました。アカデミー出身の先輩には特に優しくしてもらっています(笑)」
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