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3年ぶり全国の滝川二が初戦突破! 初舞台にも「早く試合したいとワクワク」、山梨学院との優勝経験校同士の対戦制す

ゲキサカ / 2024年12月29日 20時37分

滝川二が初戦突破(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[12.29 選手権1回戦 山梨学院高 1-2 滝川二高 ニッパツ]

 第103回全国高校サッカー選手権は29日、1回戦を各地で行った。ニッパツ三ツ沢球技場の第1試合は滝川二高(兵庫)が山梨学院高(山梨)を2-1で破った。過去2年で全国大会を経験できなかった滝川二の選手たちだが、大舞台で躍動。昨年末に指揮官に就任した小森康宏監督は「これを勢いに変えれたらいい」と次戦を見据えた。

 山梨学院は4-2-3-1の布陣。GKは小原稜也(3年)、4バックは左からDF小柳堅也(3年)、DF坂田嗣龍(3年)、DF志村晃(3年)、DF鈴木琉斗(3年)。2ボランチはMF根岸真(3年)とMF向口碧人(3年)。2列目は左からMF細田康貴(2年)、MF関口翔吾(3年)、MF阿部海翔(3年)。最前線にFW小河原瑛太(3年)が入った。

 滝川二も同じく4-2-3-1の布陣を敷く。GKは竹本航(3年)、4バックは左からDF酒井悠利(3年)、DF滝澤呂澪(2年)、DF樋渡航(3年)、DF川上瑠已(3年)。2ボランチはMF南壮一郎(2年)とMF三宅蔵ノ助(3年)。2列目は左からMF八木寛人(3年)、MF治部翔(3年)、MF村松風亜(3年)。1トップはFW空久保善(2年)が起用された。

 山梨学院は2009年度と20年度、滝川二は10年度に選手権制覇。日本一経験を持つチーム同士の対戦となった。序盤は滝川二が三宅のパスを起点に攻撃を仕掛けていく。前半24分には先制に成功。中盤の酒井から浮き球のロングパスが飛ぶと、治部がボールに背を向けたまま反応する。PA内に入り込み、左足シュートを決めた。

 追いかける展開となった山梨学院も、その後は攻勢を強める。すると前半40分に同点。左サイドで細田からパスを受けた小柳がクロス。ファーサイドの阿部が折り返すと、最後は小河原がダイレクトシュートを沈める。予選決勝でも県優勝ゴールを決めた男が再びゴールネットを揺らした。

 前半を1-1で折り返すと、山梨学院はハーフタイムで細田を下げてプリンスリーグ関東2部得点王のFW関塚力登(3年)を投入する。関塚と関口による個人技で何度も突破を図り、チャンスを創出。それでも、拮抗した展開は続いた。

 山梨学院は後半37分に交代カードを切る。向口に代えてMF山田逞人(3年)が入った。予選直前の骨折から待望のメンバー入りを果たしたチームキャプテンが選手権デビュー。しかし、勢いに乗りたいところで1分後にまさかの展開が訪れた。

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