堀越2年生10番・三鴨奏太が4ゴール2アシスト大爆発!! 全6点関与で一気に“高岡超え”得点ランク首位、2年連続ベスト8に導く
ゲキサカ / 2025年1月2日 13時40分
[1.2 選手権3回戦 松山北高 1-6 堀越高 駒沢]
第103回全国高校サッカー選手権は31日、3回戦を各地で行い、駒沢陸上競技場の第1試合は堀越高(東京A)が松山北高(愛媛)を6-1で破った。背番号10のFW三鴨奏太(2年=FCオーパスワンU-15)が全得点に絡む4ゴール2アシストの大爆発。今大会2試合通算5得点で一気にFW高岡伶颯(日章学園)の4得点を抜き、得点ランク首位に浮上した。
初戦の2回戦で津工を2-0で破った堀越と、1回戦で東海大山形、2回戦で龍谷富山をいずれも1-0で破った松山北の3回戦。いずれも2回戦と同じスターティングイレブンを起用し、堀越は4-2-3-1、松山北は3-4-2-1の布陣で臨んだ。
立ち上がりから堀越が圧倒した。まずは前半4分、右サイドの高い位置でMF杉村充樹(2年=Forza'02)が奪い切り、素早くクロスを送ると、ファーサイドで三鴨が反応。これは松山北GK市中磨生(2年=帝人SS)にギリギリで阻まれたが、最初のビッグチャンスを作った。
そして前半7分に試合を動かした。堀越は三鴨が中盤でボールキープし、一度を後ろを向きながらタメを作ると、相手の足が止まったところにドリブルで前進。MF渡辺隼大(3年=三菱養和SC調布Jrユース)とのパス交換からペナルティエリア右に抜け出すと、最後はループシュートでゴールを陥れた。
三鴨はその後も止まらない。前半16分、杉村からの横パスをバイタルエリアで受け取ると、片方に寄ったGKのポジションを見逃さず、ゴール前約25mの位置から鋭い左足ミドルシュート。これが地を這うような軌道でゴール左隅に突き刺さり、今大会3点目で追加点を奪った。
さらに堀越は前半25分、DF竹内利樹人(3年=三菱養和SC巣鴨Jrユース)からの浮き球パスに三鴨がエリア内で反応すると、完璧な胸トラップで起点を作り、すかさずバックパス。そこに走り込んだFW高橋李来(2年=杉並FC)が右足で決め切り、3-0とした。
厳しくなった松山北は前半28分、DF米田倫太朗(2年=愛媛U-15)のスルーパスにFW大西然(2年=松山市立小野中)が右へと抜け出し、鋭いシュートで最初の決定機を作るが、これは枠を外れる。
それでも前半29分、松山北はGK市中が高橋との1対1でスーパーセーブを見せ、追加点を阻むと同30分、MF森隼人(3年=愛媛U-15)のトリッキーなキープから右を崩し、MF河上和嗣(2年=松山市立久米中)のクロスでチャンスメイク。MF川口絢三(2年=愛媛U-15)のシュートは空振りに終わったが、大西が詰めて1点を返した。
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