[MOM5004]堀越FW三鴨奏太(2年)_「取れるだけ取っておこうかなと」圧倒的“スター性”示した4ゴール2アシスト
ゲキサカ / 2025年1月7日 10時23分
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[1.2 選手権3回戦 松山北高 1-6 堀越高 駒沢]
小学6年生の心に突き刺さった「スター性がない」というJクラブアカデミーからの評価——。人づてに聞いたというその言葉に奮起し続けてきた堀越高のエースFW三鴨奏太(2年=FCオーパスワン)が、全国高校サッカー選手権の大舞台で4ゴール2アシストという結果を残し、圧倒的な「スター性」でもって駒沢の観客を魅了した。
地元東京で迎える注目の一戦。堀越の10番を託される2年生エースは、いくらゴールを奪っても、どれだけアシストを挙げても、攻め手を緩めるつもりはなかった。「乗っている日は取れるだけ取っておこうかなと」。そんな言葉どおりの大活躍の口火を切ったのは0-0の前半7分だった。
中盤でボールを持った三鴨は相手のプレッシャーを受け、一度は後ろを向いてキープを選択したが、相手の足が止まるやいなやドリブル突破をスタート。「相手が全然来なかったので一回仕掛けてみようかなと」。前進しながらMF渡辺隼大(3年)とのワンツーを行い、ペナルティエリア右に侵入すると、最後は飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなループシュートでネットを揺らした。
前半4分のファーストチャンスでは芝に足が引っかかり、シュートを打てずに悔いを残していた三鴨。「足を振ったら芝が深くてふかすと思ったので、浮かすのが一番かなと思った」。天然芝の環境に適応した技ありシュートで冷静に先制点を奪った。
そして「そこからリズムに乗れた」という三鴨。あとは全てのチャンスをゴールに沈め続けた。
続いては前半16分、MF杉村充樹(2年)からの横パスをバイタルエリアで受けると、約25mの距離がありながらも迷わず左足一閃。「もう前が空いたので。1点目で乗っているんで、とりあえず打ってみようかなと思った」。グラウンダーのシュートはゴール左隅へ。「あの2点目が入ってからは今日は自分の日かなと思って、そこからもう乗れたかなと思います」。気持ちは高まるばかりだった。
もっとも、そこでエゴイストに走らないのが三鴨の真骨頂。前半25分、DF竹内利樹人(3年からの浮き球パスに反応し、ペナルティエリア内にフリーで抜け出したが、選択したのは強引なシュートではなく、後方への落としの左足パスだった。「強引に行くのは自分のプレーじゃないし、しっかり判断できるのが自分の特徴」。これをFW高橋李来(2年が右足で決め、アシストもついた。
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