ちょうど1年前に敗れた「1月2日のPK戦」のリベンジ完遂!明秀日立は帝京との激闘を制して全国8強へ勝ち名乗り!
ゲキサカ / 2025年1月2日 23時5分
[1.2 選手権3回戦 明秀日立高 1-1 PK5-4 帝京高 U等々力]
「去年のことが頭をよぎりましたし、本当に悔しい想いをしたので、その雪辱を果たしたいなと思っていました。もう最高に気持ちいいですけど、今日のゲームもいろいろな学びがありましたし、次が一番大事なので、そこに向けて準備して、また全員で勝ちたいです」(明秀日立高・重松陽)
ちょうど1年前の“1月2日”に涙を飲んだPK戦で競り勝って、全国8強!第103回全国高校サッカー選手権は2日、各地で3回戦を行い、Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuの第2試合では明秀日立高(茨城)と帝京高(東京B)が激突。1-1でもつれ込んだPK戦の末に、明秀日立が勝ち上がった。4日の準々決勝では東海大相模高(神奈川)と対戦する。
いきなりの決定機は前半6分の明秀日立。中盤で前を向いたMF六崎蓮太(1年)が丁寧なスルーパスを送ると、抜け出したFW保科愛斗(3年)はGKと1対1に。ここは帝京GK大橋藍(3年)が絶妙なタイミングで飛び出し、ファインセーブで回避したものの、まずは明秀日立がこの試合に懸ける想いを打ち出してみせる。
「外から見ていたら、自分たちのやりたいことは消されているなと思いました」と藤倉寛監督も話した帝京は、相手の積極的なハイプレスもあって、なかなかいつものようなアタックを披露しきれない展開の中で、11分にはMF堀江真広(3年)の左クロスから、収めたFW森田晃(3年)のシュートは枠の右へ。20分にも左サイドからDFラビーニ未蘭(3年)がクロスを蹴り込み、森田のラストパスからMF杉岡侑樹(2年)が枠へ収めたシュートは、明秀日立GK重松陽(3年)がファインセーブで阻み、詰めたMF安藤光大(3年)のヘディングも重松がキャッチ。先制点には至らない。
「帝京高校みたいなスタイルのチームには、とにかく前からプレッシングに行くという判断と、ゴール前をちゃんと守るという判断をどう切り替えるかということが大事だと思っていました」(明秀日立・萬場努監督)。明秀日立は前線からキャプテンのFW竹花龍生(3年)と保科がプレスを掛け、後ろはDF久保遼真(2年)とDF菅野一葵(3年)のセンターバックを中心にコンパクトなラインを維持ながら、巧みに帝京のパスワークを寸断。前半は0-0のまま、40分間が終了する。
試合は意外なタイミングで動く。後半1分。明秀日立は左CKの流れから、六崎が残したボールを菅野がフィニッシュ。そのこぼれを拾ったMF柴田健成(3年)が思い切りよく左足を振り抜くと、ボールは右スミのゴールネットへ吸い込まれる。昨年度のインターハイ決勝でも日本一を引き寄せる2ゴールを挙げた、得点感覚に優れるボランチの貴重な先制弾。1-0。後半開始早々に明秀日立がリードを奪う。
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