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[NEW BALANCE CUP]U-16日本一世代の鹿島学園が“裏選手権”制覇。目標の3冠に本気で挑戦

ゲキサカ / 2025年1月7日 11時27分

鹿島学園高が"裏選手権”制覇

[1.6 NB CUP決勝 東山高 0-1 鹿島学園高 時之栖裾野C]

“裏選手権”は鹿島学園が制す! 2025年シーズンの飛躍を目指す強豪校が冬の静岡で成長と勝利を目指した「NEW BALANCE CUP 2025 IN TOKINOSUMIKA」(通称:裏選手権、静岡・時之栖スポーツセンター)は6日午後、決勝を行った。東山高(京都)と鹿島学園高(茨城)が激突。鹿島学園が交代出場FW内海心太郎(1年)の決勝点によって、1-0で勝った。なお、大会MVPは鹿島学園のCB齊藤空人主将(2年)が獲得した。

 東山は予選リーグから6連勝で失点わずか1。決勝トーナメントでは飯塚高(福岡)、関西大北陽高(大阪)、そして、中央学院高(千葉)に勝利して決勝へ進出した。決勝の先発はGKが麻生太朗(1年)、右SB尾根碧斗(2年)、CB上山泰智(2年)、CB深木陸人(2年)、左SB中野冬翔(2年)、ダブルボランチは善積甲知(2年)と雪本迅之助(2年)、右SH田中惺七(2年)、左SH中井真栄(2年)、そして太田颯翔(2年)と林亮大朗(2年)が2トップを組んだ。

 一方の鹿島学園も予選リーグから6連勝。決勝トーナメントでは日本文理高(新潟)を7-0、立正大淞南高(島根)を4-0で下し、準決勝では日大藤沢高に先制されながらも追いつき、PK戦の末に勝利した。決勝の先発はGKが年代別タイ代表候補のプムラピースリブンヤコ(1年)で右SB秋山龍詠(2年)、CB内野竜太郎(2年)、CB齊藤、左SB清水朔玖(2年)、中盤は西川大翔(2年)と木下永愛(2年、U-16日本代表)のダブルボランチで右SH大川寛翔(1年)、左SH伊藤蒼空(2年)、前線は堀樹矢(2年)と栗原哉太(2年)がコンビを組んだ。

 開始直後、鹿島学園は清水の左クロスのこぼれを堀が右足でシュート。これをブロックした東山は中井のミドルシュートや尾根のヘディングシュートで攻め返す。互いに切り替えが速く、強度も高い攻防戦に。鹿島学園は14分、栗原が鋭いターンで右サイドを突破し、PAの堀へパスを通す。また、堀の力強いキープを起点に前進するシーンがあったほか、大川や伊藤のドリブルや、木下や西川、栗原が係わっての崩しなどへ持ち込んだ。だが、「守備から」を徹底する東山は、プレスバックを欠かさず、ゴール前ではチームリーダーの上山や深木が冷静に対応する。

 東山も26分、右SB尾根のドリブル突破から太田が右ハイサイドへはたき、田中がクロス。また質の高いフィードを見せるGK麻生や上山らDFラインから、相手DFラインを狙ってロングボールを入れる。これに林や太田が走り込み、善積や雪本が出足良くセカンドボールを回収。ボールをサイドへ振り、クロスを入れる。だが、鹿島学園は試合を通して空中戦で抜群の強さを発揮していたCB齊藤、CB内野が跳ね返していたほか、秋山、清水の両SBも的確なカバーリング。加えて、経験値豊富な木下や西川が献身的にボールに係わるなど、東山の迫力に飲み込まれない。

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