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関西U-17キャンプ最終日は特にゴール前の攻防で意識、動きも変化。高2の才能たちは学んだことを持ち帰り、25年シーズンの活躍を目指す

ゲキサカ / 2025年1月16日 20時42分

「2024地域トレーニングキャンプU-17関西」は2日間の合宿を終了。高校2年生の才能たちは、廣山望監督(24年U-16日本代表監督)らコーチングスタッフから学んだことをチームに持ち帰る

 15日、「2024地域トレーニングキャンプU-17関西」最終日がJ-GREEN堺(大阪府堺市)で行われた。合宿初日(14日)の反省を踏まえたトレーニング。その後に行われた11対11(20分×3本)では、ゴール前の攻防が明らかに改善されていた。

 11対11は初日と同じチーム構成。グループA(ビブスピンク)はGK寺島裕雅(阪南大高2年)、DF浜口巧成(滝川二高2年)、上山泰智(東山高2年)、池永一太(草津東高2年)、仲谷陽馬(奈良育英高2年)、MF河村頼輝(京都橘高2年)、中江大我(近江高2年)、佐伯太壱(三田学園高2年)、岡田翔太郎(阪南大高2年)、池壱樹(神戸弘陵高2年)、FW芋縄叶翔(興國高2年)、空久保善(滝川二高2年)、梅原良弥(神戸弘陵高2年)の13人だった。

 一方のグループB(ビブスグリーン)は、GK岩瀬颯(興國高2年)、DF太田春馬(三田学園高2年)、咲本大(近大附高2年)、今井凛太朗(神戸弘陵高2年)、武久宏斗(草津東高2年)、松岡敏也(興國高2年)、MF伊藤成康(阪南大高2年)、野田凰心(東山高2年)、樺山文代志(興國高2年)、南壮一郎(滝川二高2年)、波多野凛空(草津東高2年)、FW伊藤湊太(京都橘高2年)、松本龍利(大阪産大附高2年)の13人。なお、怪我のMF谷本龍平(桃山学院高2年)はこの日もプレーを控えた。

 1本目4分、前日も一際目立っていたグループBのFW伊藤湊が左ゴールライン際を突破し、樺山の右足シュートが枠を捉える。対するグループAは空久保がインターセプトから決定機。だが、グループBのGK岩瀬が阻止する。その後、グループBは今井のサイドチェンジから右の波多野がスピードに乗ったドリブルで伊藤成の決定機を演出など相手ゴールへ。だが、グループAは186cmの大型DF浜口、上山、池永の3バックやGK寺島を中心に要所を封じて得点を許さなかった。

 グループBも、トレーニングから球際で無理の利くところを示していた今井や前に出てボールを奪う武久、対人守備の強い松岡が立ちはだかる。三田学園のチームメイトである太田(グループB)と佐伯(グループA)が激しくボールを奪い合うシーンもあった。

 2本目4分にスコアが動く。グループAは左サイドへ抜け出した芋縄が間髪入れずにクロス。これに空久保が身体を投げ出す形で合わせて先制した。グループAはその後も仲谷や河村が高い位置で崩しに係わり、追加点を目指す。

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