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この春からインカレ王者に仲間入りする切れ味鋭いジャックナイフ。尚志MF大内完介が身に着けつつある明確な基準と揺るがぬメンタリティ

ゲキサカ / 2025年1月26日 21時19分

日本高校選抜候補のジャックナイフ、MF大内完介(尚志高/3年)

[1.26 練習試合 日本高校選抜候補 4-0 駒澤大]

 磨いてきたストロングを出し切れば、より高いレベルでもしっかりと戦えることは、この1年間の自分のプレーで証明してきた。あとはそれをいつでも、どこでも、発揮し続けるだけ。そのための確固たる自信を、素晴らしい仲間たちと切磋琢磨できる今回の合宿で、今まで以上に深めてやる。

「ここに来ているみんなは本当に上手い選手ですけど、こういうところで堂々とプレーできるメンタリティがある選手が残っていけると思いますし、そこのメンタリティ1つでいろいろなものが変わってしまうので、そこはこの選抜に限らず、大学に行っても持ち続けていきたいなと思います」。

 右サイドを鋭く切り裂く、日本高校サッカー選抜候補のジャックナイフ。MF大内完介(尚志高/3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は相変わらずのドリブル突破で、まだ集まって日の浅いチームに大きな推進力をもたらしている。


「昨日集まって紅白戦をやったんですけど、自分は尚志のトップチームの練習に1週間ぐらい参加させてもらっていたので、コンディションは悪くなかったですし、今日もいつも通りにボールを持った時のキレのところは出せたかなと思います」。

 25日からスタートした日本高校選抜の候補合宿。2日目となったこの日は、駒澤大(関東大学L2部)と30分×4本でトレーニングマッチが行われたが、大内は1本目の右サイドハーフとしてピッチに解き放たれる。

 ひとたび右サイドでボールを受けると、周囲と連携しながら崩すシーンも挟みつつ、基本的にはドリブル勝負。「自分としてはあそこからもう1つシュートまで行きたかったですけど、自分のところから攻撃を作ることが役割だと思っていました」と、まずはチャンスを作り出すことに腐心する。

 昨年度もU-17日本高校選抜に選出されていたため、その時のチームメイトも少なくないメンバー構成は大きなアドバンテージ。「(大谷)湊斗だったり、去年も一緒にやっていた人がいて、コミュニケーションも取りやすいですし、新しい仲間もほぼ対戦している人が多いので、話しやすい感じはありますね。『この選手は対戦して嫌だったな』という選手ばかりで、そういう選手と一緒にやるとイメージも合うので、やっぱりやりやすいです」という言葉からも、選抜活動をポジティブに捉えている様子が窺える。

 この日は1本だけの出場だったものの、右サイドバックのDF田中佑磨(佐賀東高/3年)とサイドで縦関係を構築すれば、2トップのFW佐藤耕太(前橋育英高/3年)とFW粕谷悠(流通経済大柏高/3年)との連携も良好。30分間で一定のアピールに成功したと言っていいだろう。

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