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[新人戦]準決勝から先発総入れ替えの決勝も3-0。選手層の厚さを示した尚志が東北連覇

ゲキサカ / 2025年2月4日 19時54分

尚志高が2連覇を達成。退任する小室雅弘コーチ(前列右から4人目)とともに優勝を喜ぶ

[2.3 東北高校新人大会決勝 学法石川高 0-3 尚志高 JヴィレッジP3]

 第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会(福島・Jヴィレッジ)は3日午後に決勝を行い、尚志高(福島1)が3-0で学法石川高(福島2)に快勝。2年連続5回目の優勝を飾った。

 決勝は尚志対帝京安積高だった前回大会に続き、福島県勢対決に。学法石川の先発はGK福岡琉真(2年)、DF小高陽葵(2年)、石野裕也主将(2年)、野口侑真(2年)、高畑光汰(2年)、MF前田昇太朗(2年)、板倉紘誠(2年)、阿部遙希(2年)、中山拓翔(1年)、FW豊島光稀(2年)、前田翔汰(1年)の11人。エースFW村田駿助(2年)とGK小嶺秀介(2年)を欠く中での戦いも、堅い守りで1点差ゲームを制して勝ち上がってきた。
学法石川の先発メンバー
 一方、尚志は東北学院高(宮城2、2-0)との準決勝から先発11人を総入れ替え。GK赤根啓太(2年)、DF中村快生(1年)、迫田悠聖(1年)、中村一平(1年)、星宗介(1年)、ゲーム主将のMF角虎一(2年)、若林衣武希(1年)、日比野修吾(2年)、奥村玲央(1年)、FW永岡透弥(2年)、京増倫泰(1年)の11人でスタートした。
尚志は準決勝から先発11人を入れ替えて決勝に臨んだ
 稲田正信監督が「この冬は守備とか。全国レベルのチームに守って守ってじゃなくて自由を奪いに行くということに焦点を絞ってやってきた」と語ったように、立ち上がりは学法石川が前からの守備で主導権。高い位置でボールを奪い返し、右SB小高のミドルシュートや阿部、板倉の縦へのドリブル、前田の裏抜け、ロングスローなどで先制点を目指した。前半14分には豊島がDFをかわして左足シュート。だが、これは尚志GK赤根が横っ飛びで弾き出した。
学法石川のFW豊島光稀がドリブルシュート
 尚志は1年生の4バックがややバタつくシーンもあったが、梅津知巳コーチが「練習を見ていると(現在の主軸組と)そんなに変わらないですよ。出来ないわけではないので、出来れば点数は入るだろうなと思っていました」と振り返る。左SB星が対人の強さを見せたほか、CB中村一とCB迫田の両CBも徐々に落ち着いて力を発揮するようになっていった。

 そして、中村快の攻め上がりから、永岡、日比野と繋いで押し返したシーンや、若林のループパスに奥村が反応するシーンも。だが、学法石川もGK福田やCB石野の身体を張ったプレーを見せたほか、CB野口が高さを発揮するなど対抗する。また、前田がセカンドボールを回収し、1年生MF中山はプレーエリア広くボールに係わるなど存在感のある動きを見せていた。

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