[新人戦]準決勝から先発総入れ替えの決勝も3-0。選手層の厚さを示した尚志が東北連覇
ゲキサカ / 2025年2月4日 19時54分
23分には豊島が相手のミスパスをインターセプトし、PAへ。だが、尚志MF若林がスライディングタックルでブロックする。また、尚志はMF角が身体を張ったプレーでチームを鼓舞。相手の浅いDFラインの背後を突くなど、徐々に攻撃のリズムも出ると33分、グラウンダーの縦パスが前線へ入り、右中間で前を向いた京増がスルーパスを通す。これで永岡が抜け出し、右足で先制点を流し込んだ。
尚志のゲーム主将、MF角虎一がセカンドボールを追う前半33分、尚志FW永岡透弥が先制ゴール
先制した尚志は、後半開始から日比野に代えてMF大熊瑠空(1年)を投入。6分には京増の落としから奥村の放ったシュートが右ポストを叩いた。後半は立ち上がりから尚志がゴール前へ攻め込むシーンを増やしたが、学法石川もCB石野のシュートブロックなどで食い下がる。それでも13分、尚志は角の左CKから中村快がヘディングシュート。クロスバーの跳ね返りを星が左足で押し込み、2-0とした。
後半13分、ゴール前の混戦から尚志DF星宗介(22番)が追加点
学法石川は17分にFW比佐光来(2年)とFW佐藤叡心(2年)を同時投入。尚志もCB桑原快斗(2年)を投入して最終ラインの並びを変え、星を中盤へ上げた。尚志は22分、交代出場の大熊や後半にスキルとアイディアを見せつけていた若林が連続で決定的なシュート。学法石川は左SB高畑がタックルを決めたほか、GK福田の好セーブなどで粘り強く戦っていたが、尚志はGK青山昂生(2年)投入後の後半25分に追加点を奪う。
学法石川DF陣もよく食い下がった
大熊のパスを右サイドで受けたSB迫田が右足を振り抜くと、ボールはGK頭上を越えて逆サイドのゴールネットを揺らした。学法石川は24分にMF東日下翔太(1年)とDF加藤依吹(2年)、34分にMF諸根優冴(1年)を加えて反撃したが、1点を奪えずに試合終了。尚志が2連覇を達成した。
後半25分、尚志DF迫田悠聖が右サイドから右足を振り抜き、3点目のゴール
今大会、尚志は仲村浩二監督が不在の中で各選手がアピール。現時点でのサブ組中心、1年生8人が先発した決勝を勝ち切るなど、選手層の厚さも示した。梅津コーチは「今回は色々ポジションを動かしたので。右、左に変えたり、トップ下行けとかやれる場所を増やしたのでいい経験になったかなと思います」と頷く。昨年からセカンドチームとしてプリンスリーグ東北や遠征を経験している2年生たちは順調な仕上がり。ここから本格的なシーズン開幕へ向け、再構築しながらチームを作り上げていく。
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