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[新人戦]準決勝から先発総入れ替えの決勝も3-0。選手層の厚さを示した尚志が東北連覇

ゲキサカ / 2025年2月4日 19時54分

 今回の優勝は選手たちにとって“恩返し”のタイトル奪取でもあった。仲村監督が習志野高(千葉)時代に指導を受けた恩師で、7年間に渡って尚志の指導をしてきた小室雅弘コーチが退任。地元に戻り、母校・習志野の指導を続ける予定なのだという。

 主将のMF小曽納奏(2年)は「勝って終わりたいと思っていたので、小室さんに良い思い出を作れたので良かった。(学んだことの)一番は自分にフォーカスするということで、人に矢印を向けてしまうこともあるけれど、その中でまず自分の原因を探して自分を変えれば、チームも変わっていくのでそういうところを意識していました」。今大会の青森山田高(青森1)戦で小曽納は失点に繋がるミス。だが、「(試合中に後悔するのではなく)『試合が終わってから反省しろ』と言われて、その中で上手く切り替えて山田戦の後半に臨めたので、そのアドバイスのお陰で山田戦勝てたんで感謝しています」と語った。

 また、今大会でブレイクした一人、187cmCB松澤琉真(2年)も「小室さん、結構(Aチームに上がった)去年から自分お世話になっていて、色んなことを教えてもらいました。小室さんのお陰でサッカーが楽しくなったし、やれることも増えたので、最後の最後にいいプレゼントができて良かったと思います」。小室コーチは最終戦も普段通りにベンチから立たずに、選手に考えさせる指導。尚志での7年間を「幸せだったね」と振り返った。選手たちはここからまた努力を重ね、個人、チームで成長した姿を恩師に見せる。
尚志はインターハイ、選手権、プレミアリーグ昇格を目指す
(取材・文 吉田太郎) 

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