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永尾柚乃はもはや子役にあらず …すでに「助演女優レベル」の納得エピソード

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月4日 9時26分

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(提供)スペースクラフト

 テレビをつければ見ない日はないほど、子役界を席巻しているのが永尾柚乃(7)。昨年はNHK大河ドラマ「どうする家康」に出演。バカリズム脚本のドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)では、主人公・安藤サクラ(38)の子供時代を演じ、生まれ変わりを繰り返した“中身は33歳”の達観した子供を好演し話題になった。

 昨年はタレントCM起用社数ランキングでは長澤まさみ(36)、橋本環奈(25)と並ぶ10本で6位。台所洗剤「JOY」(P&G)では西島秀俊(53)と、乳酸菌ドリンク「R-1」(明治)では仲間由紀恵(44)など大御所俳優と共演、「マルマルモリモリ」全盛期の芦田愛菜(19)状態である。

 子役といえば、前出の芦田愛菜、寺田心(15)のように圧倒的な“愛らしさ”“子供らしさ”でどんな大人もメロメロにするイメージが強いが、永尾の場合はどこか懐かしさのある昭和顔に落ち着いた雰囲気。

 所属事務所はこう話す。

「2歳の時、宣材写真の撮影で、他の子役の子たちと同じように大人がぬいぐるみであやしたり、笑わせていい表情を引き出そうとしたら『大丈夫。できるよ』と言ったくらい、デビューした1歳半から仕事を理解していました。『こんな感じとかどうですか?』と自発的に提案をしたり、言い回しを換えたりします。小さいところまで手を抜かないので、我々も子供と思って接していません。『ブラッシュアップライフ』以来、柚乃ちゃん指名でお仕事の話をいただくようになり、春休み中は毎日何かしら稼働している状況です」

■成長のたびに役の幅が広がるはず

 元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

「彼女のクレバーさは圧倒的で、子役というより助演女優。現場で何を求められるかを瞬時に察して、全体を締める存在です。俳優も高齢化する中、子供と共演すると年齢のコントラストだけが際立ってしまいますが、彼女のクセのあるキャラクターで俳優のパーソナリティーを浮き上がらせる。彼女の場合は単に小さいだけで、大人の俳優と同格。子役にありがちな成長に伴う壁にぶつかることもないでしょうし、成長するごとに役の幅が広がるはず。彼女の登場は高齢化における子供の立ち位置の変化の象徴かもしれません」

 今ハマっているものは「サウナ」と「科捜研おままごと」という永尾。7歳にしてすでにリッパな女優である。

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