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「嵐」新会社設立で企業はCM契約に虎視眈々も…故ジャニー喜多川氏との“広告料の約束事”はどうなる?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月3日 9時26分

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(左から)二宮和也、相葉雅紀、松本潤、大野智、櫻井翔(C)日刊ゲンダイ

 2020年12月31日をもって活動休止中の『嵐』。今年11月3日にCDデビューから25周年という節目を迎えることもあり、次のリアクションが注目されている中、4月10日に5人連名で『株式会社嵐』設立の発表があったことで周辺をザワつかせている。

 復活を待ち望む“アラシック”(嵐ファンの総称)たちが、ライブやファンミーティングの開催を妄想するのを煽るように、一部マスコミは「嵐は既に11月3日の新国立競技場は仮押さえ済み」とか「大掛かりなライブの前にファンへ5人揃ってのメッセージが配信される」などと報じている。

「もはや嵐の活動再開は待ったなし!」の流れは、実は広告代理店業界でも加速している。性加害騒動で旧ジャニーズ事務所所属のタレントたちの起用を静観していたクライアントも、5人が連名で会社を設立したことでその御祝儀的意味合いも含めたCM企画を模索中だと言われている。

「メンバー全員が40歳を超えたとはいえ、嵐は嵐。その訴求効果には少しも陰りが見えていないというのが業界内の評価です。例えばかつて、嵐を企業の“顔”として起用した『日立アプライアンス』はその広報戦略が大成功し、最高益を記録したことがあります。嵐でオイシイ思いをしたことがあるクライアントは、喉から手が出るほど契約に前のめりになっています」(広告代理店関係者)

 約3年半のブランクがあるだけに、いきなりライブ開催は考えにくい。だとすれば先に、まずCMでの復活も100%否定はできないだろう。これだけ復活が期待される嵐に、どれくらいのギャランティが用意されるものなのか?

■今のメンバーの商品価値を踏まえればグループのCM単価は3億円以上だが…

「メンバー個々の商品価値を考慮すればグループでのCM単価は3~4億円、あるいはそれ以上とも想定されますが、嵐は、故・ジャニー喜多川さんが設定した“広告料の約束事”を堅持するのでは…と見られています。ジャニーさんが決めた広告料は『メンバー個人は5000万円、グループで1億5000万円』です。グループでの単価はかなりのお得感を感じますが、これは“常にクライアントに感謝の気持ちを持って”というジャニーさんの方針からだと言われていました。世間では許されない性加害者であっても、嵐にとってはかけがえのない恩師でもあるジャニーさんとの約束事は極めて重要なこと。彼が亡くなった今後も約束事を守りながら交渉にあたるのでは…と言われています」(芸能プロダクション関係者)

 ギャランティに左右されないとなれば、必然的にこれまでの嵐との関係性が非常に深いクライアントに絞られてくるだろう。

「『SMILE-UP.』から退社した二宮和也や芸能活動を休止中の大野智、設立された『株式会社嵐』との兼ね合いでCMの起用交渉は時間がかかるかもしれません。しかし最近、大野が『女性セブン』の取材に久しぶりに口を開いたことからも、活動再開が目前に迫っているのは間違いないでしょうね」(芸能プロ関係者)

 どんな形であれ、“5人の嵐”復活に期待が高まっている。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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