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自民党・茂木幹事長が地元でポスター張り替え作戦 「ポスト岸田」へ野心ムキ出し!

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月8日 9時26分

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色褪せ古びたポスター(左)を新しく張り替え(右)、「党の顔は私だ」と言わんばかり(自民党の茂木敏充幹事長のポスター)/(C)日刊ゲンダイ

「まずは信頼回復」「円安など諸課題の解決には時間がかかる」──。衆院3補選の自民全敗を受けた敗戦の弁に、茂木幹事長は早期解散への慎重姿勢をにじませていた。てっきり総選挙は遠のいたのかと思いきや、茂木氏本人は「常在戦場」。次期衆院選に向けた準備に抜かりナシだ。

 日刊ゲンダイが大型連休中に茂木氏の選挙区である栃木・佐野市を訪れると、街中の至るところに設置された自民党の「広報板」には、ご覧のようなピカピカのポスター(写真右①)がズラリだ。最近、張り替えたばかりのようで、郊外で見つけた古びたポスター(写真左②)と比べれば一目瞭然である。

 驚くのは、岸田首相が写った自民の政党ポスターが、ほぼ1枚も掲示されていないことだ。「『党の顔』は俺だ」と言わんばかりで、デカデカと記された〈日本のリーダーへ〉のコピーと共に「ポスト岸田」への野心ムキ出しである。

 本人の意欲とは裏腹に、最新のJNN世論調査で「次の総理にふさわしい人」を聞くと、茂木氏と答えたのは、たった0.3%で11位。4.5%で7位の岸田首相の足元にすら遠く及ばなかった。

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