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中森明菜「1公演7万円」の価値 前回から“2倍高騰”でも格安扱い、早くも争奪戦必至のナットク

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月10日 9時26分

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どんな美声を披露してくれるのか(C)日刊ゲンダイ

 6年半ぶりのディナーショー開催が明らかになった、歌手の中森明菜(58)。明菜は自身のYouTubeチャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」で、4月3日からデビュー日の5月1日まで最新のセルフカバー動画を配信。18年以降、表舞台から遠ざかっていた明菜がデビュー42周年の今年、ようやく本格的に再始動する。

 熱烈なファンをなにより喜ばせているのが、ディナーショーの開催だ。明菜の生歌が聞くことができるのは、2017年のクリスマスディナーショー以来とあって、即完必至と言われている。

 今回、明菜の59歳の誕生日である13日を含む7月12から14日までの全5公演。食事に歌とトーク、オリジナルグッズが付いて、1公演7万1300円(税別)。直近最後のクリスマスディナーショーが4万円台だったことを考えると約2倍と料金は高額だが、明菜ファンにとってむしろ格安だという。

「ここ数年有名歌手のディナーショーの料金は5、6万円台と高額化している上に、昨今のインフレでホテルの会場費、飲食費が高騰している影響が大きい。今回は年会費7700円のファンクラブALDEA限定のため、明菜の往時を知らない若い世代の新規入会もみられると言います。全国14都市で行った17年のクリスマスディナーショー以来ということもあって、プレミア化することでしょう」(スポーツ紙記者)

■“アラ還”明菜の生歌はかなり貴重

 明菜は10年に体調不良により無期限の活動休止をして以降、主だった活動は新曲やアルバムのリリースや、14年年末のNHK紅白歌合戦にニューヨークから生中継での出演、そしてディナーショーとセーブ気味だったが、応援を続けるファンへの思いは変わらなかったという。

《私にできることは何もないと弱気になる自分を超えて、もしかしたら私の存在があなたの自信につながっているかもしれない、とあなたのおかげで思うことができるようになりました。》

 ホームページでこうコメントしている明菜は今後、少しずつ活動していくとのこと。
 
「明菜の肉声を拾いにかつて関東近県のホテルで開催されたクリスマスディナーショーに潜入したことがありましたが、着飾った中高年のファンで会場は溢れかえっていました。のどの調子がイマイチと言われたこともありましたが、その日の明菜は歌もフリートークも絶好調で、同じテーブルにいた往年のファンだというカップルは『10万円払っても行く価値がある』と話していたのを記憶しています。明菜もアラ還なのでいつまた生歌が聞けなくなると思うと、10万でも20万でも支払うファンは決して少なくないでしょう」(女性週刊誌記者)

 争奪戦が繰り広げられそうだ。

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