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大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた【私の人生を変えた一曲】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月17日 9時26分

大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた【私の人生を変えた一曲】

大原櫻子(C)日刊ゲンダイ

【私の人生を変えた一曲】#79

 大原櫻子さん(歌手・女優/28歳)

  ◇  ◇  ◇

 歌手、ミュージカル女優、ドラマ出演でも活躍する大原櫻子さんは今年が音楽ソロ活動を始めてから10年目。先月には記念のベストアルバムも発売した。音楽の世界に進むきっかけになったのはミュージカルや映画の「アニー」で歌われる「Tomorrow」。アリシア・モートンに憧れた。

■父親はナレーターの林田尚親

 子供の頃は両親が好きな歌謡曲やアニメソング、ミュージカルを聴いて過ごしていました。父(ナレーターの林田尚親)は「ガッチャマンの歌」とか河島英五さんの「酒と泪と男と女」や長渕剛さんの「乾杯」とか。私は小学生の頃は松田聖子さんの「青い珊瑚礁」とかシュガーの「ウエディング・ベル」とか、中学になってからはaikoさんが好きで歌っていました。

 子供の頃からピアノは習っていたけど、家はいわゆる音楽漬けのような環境じゃなく、両親が演劇をやっていたので、どちらかというと、ミュージカル好きの母の影響もあって演劇一家という感じです。「ミス・サイゴン」とか、「コーラスライン」は言葉がわからないまま英語で見ていたし、衝撃を受けたのは小学校2年で見た「アニー」です。歌声もキレイでビビッときたというか。同世代の女の子たちがこんなに伸び伸びと歌っているのはすごいと思いました。英語の意味はわからないけど、聞こえるままに全部カタカナに直して歌っていました。「アニー」は30回以上、「Tomorrow」のパートは繰り返し繰り返し、死ぬほど見ましたね(笑)。

前分けのボブヘアをマネして発表会で歌った

 孤児院で育った女の子が両親を捜す物語「アニー」は3回映画化されている。最初は1982年、アニー役はアイリーン・クイン、2度目は99年、ディズニーのテレビ映画でアリシア・モートンが演じた。3度目は2014年。よく見たのは1982年、99年の映像。

  ◇  ◇  ◇

 もっとも印象に残っているのはアリシア・モートンが歌った「Tomorrow」。後からはセリフを全部、英語で書き取って歌っていました。

「アニー」というと、モジャモジャヘアの女の子をイメージする人が多いと思いますが、アリシア・モートンは前分けのボブヘア。それがとてもすてきだった。

 私もアリシアのボブをマネしたヘアで、小学3年生の時のダンスの発表会で「Tomorrow」を英語で歌いました。その映像は今も残っています。私がミュージカルをやりたいと思った原点はあの頃見た「アニー」ですね。

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