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中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月24日 11時42分

中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

中居正広(C)日刊ゲンダイ

 女性トラブルの渦中にある元SMAP中居正広(52)が芸能界引退を表明した。有料の会員サイトで《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします》とし、こんな謝罪文を並べた。

《これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことは申し訳ない思いでなりません》

 殊勝な態度を示しているとされる一方、1月9日の公式サイトで中居は《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》とコメントしていた。本人は今後も芸能活動を続けるつもりでいたが、レギュラー番組打ち切りなどでできなくなり、ようやく事の重大さを認識したことによる引退決意との見方も少なくないのだ。

■「問題の幕引きにはならない」

 フジテレビ出身の芸能評論家、中野義則氏が言う。

「フジテレビ元専務で、関西テレビ社長の大多亮氏が会見で『中居氏を守ろうという意識はない』と明言したのが引き金だったように見えます。芸能界では旧ジャニーズ事務所、とくに故ジャニー喜多川氏の庇護を長く受け、そこに忖度するテレビ各局からも特別扱いを受けてきた。今回の騒動もその意識は変わらず、だからこそ示談成立で支障なく続けられると言ってのけた。しかし引退したから幕引きとはならないと思います。中居さんはこの問題の解決から逃げたまま、引退で自分だけ幕引きできると考えているのでしょうか」

 今回の中居トラブルにはフジテレビの幹部社員の関与が指摘されているが、ジャニーズ事務所による連続児童性加害との関連も忘れてはならないのである。

 中居がジャニー喜多川のように権力による性加害を当然のこととして受け継いでいたとすれば、同じ穴のむじなでしかない。中居には「ジャニー喜多川の亡霊」との呼び方もネットでは流れている。中居に詳しい芸能プロ社長はこう言う。

「彼の通っていた高校は当時、神奈川では指折りのヤンキー高校でした。SMAPでデビュー後も他校の部活の生徒と居合わせた際、『テメエ、かかってこいよ』などと因縁をつけて、喧嘩沙汰になったりしていた。そういうエピソードがいくつもあっても、どこにも報じられずに仕事し生きてきたのです。『ジャニーズ温室』で『純粋培養』されたようなタレントですから、連続性加害といい、テレビでの上納問題といい、当事者としてきちんと責任を問うべきという意見に賛同します」

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