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「五十肩」を最もスムーズに改善する方法…じっと安静はダメ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年2月5日 9時26分

 超音波とMRIは、レントゲンではチェックできない部分を映す。特にMRIは骨、関節包、腱板と全て見ることができる。ただし、時間や費用がかかるので、必要な場合に応じて行われる。

 最近、森医師がよく受ける相談が「五十肩のような症状だがレントゲンやMRIでは異常なし。注射やリハビリを受けているのに肩の痛みが続いている」というもの。

「こういう場合に多いのが、上腕二頭筋腱損傷という病気です。超音波やMRIで詳細に見るとわかるものの、診断が難しい。ステロイド入りの局所麻酔剤の注射とリハビリを行い、それで症状が軽減されなければ、手術に進むかどうかを患者さんと話し合います」

 上腕二頭筋腱損傷は「転んで手をつく」「肩を激しくぶつけた」「車の運転席から後部座席に手を伸ばした」「重量物の上げ下ろしを繰り返した」などがきっかけで起こりやすいという。

  ◇  ◇  ◇

■五十肩チェック(該当する項目が多いほど五十肩の疑いが濃厚)

 肩から腕にかけて痛みがあり、続いている
 安静時も肩が痛い
 寝ている時に肩の痛みがひどくなり、痛みで目が覚めることもある
 肩が痛くて電車の吊り革を持つのが困難
 肩が痛くて、手を後ろに回してエプロンの紐を結ぶのがつらい
 肩が痛くて、かぶり物の服の脱ぎ着ができない
 髪を洗おうと腕を上げると、肩に痛みが走る
 肩が痛くて、腕を上げての伸びができない
 夜中に寝ていて肩がしくしく痛む

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