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発想からして非日常性を演出する切り株ランプ

GIGAMEN / 2015年7月5日 18時30分

突然だが「竹取物語」のかぐや姫誕生のシーンを思い出してほしい。かぐや姫が入っていたのは暗闇の竹林で光る竹。実在するはずはないのだがかなり印象に残っているはずである。照明器具という発想でとらえるとしたら、かなり秀逸なコンセプトである。

gigamen_Cracked_Log_Lamps01

ウッドランプではない「切り株」が光るランプ

だが今回ご紹介するランプは竹製ではない。「Cracked Log Lamps(切り株ランプ)」の素材は、廃棄されるはずだったひび割れた木の切り株である。その中に黄色のLEDライトを埋め込み、縦に入ったひび割れ部分から光が漏れ出すというエキゾチックな存在である。

そして確信犯的なことに光の漏れ具合を計算して、割れ目を入れるという凝りよう。野性味あふれるCracked Log Lampsを室内の床に置くことで、ミステリアスで非日常的な灯りが広がる。

gigamen_Cracked_Log_Lamps02

元々が丸太を切り出したものだけに、かなりの強度がある。そこでランプなのにスツールとして、あるいはちょっとしたミニテーブルとしての利用もできるのだ。

照明器具という枠におさまらない大胆な発想のランプだからこそ、躊躇せずあらゆる場所で光源としての魅力を放つに価する。

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