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【相楽伊織・市川美織 インタビュー】学生運動をテーマにした舞台『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』で共演

GirlsNews / 2024年1月31日 3時30分

マルチプロデューサーの なるせゆうせい氏が脚本・演出を手掛けるオリジナル舞台作品『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』が、2024年2月2日から4日まで草月ホールにて上演される。出演は東拓海、相楽伊織、市川美織ほか。

安保闘争時代の学生運動をテーマにしたこの作品は、ドフトエフスキーの不朽の文学作品『罪と罰』を安保の時代に置き換え、理想と現実の間で揺れる若者たちを描いた群像劇。
公演目前の稽古場に、相楽伊織さんと市川美織さんを尋ね、舞台の見どころや、意気込みについて聞いた。

--作品のオファーを受けて、最初に台本を読んだ時の感想は?

相楽「学生運動がテーマの作品で、私が生まれる前の出来事について知らないことが多かったので、台本を読んだ時は衝撃的でした。この国のことなのに、あまりにも他人事すぎたと思います。学生運動の話に触れたのが初めてだったので、すごく衝撃を受けました。実際にはもっといろいろな活動があったと思うんですけど、台本の中だけでも、すごく若者の熱い想いや、日本を変えたいという想いが伝わってきました。今って、政治に興味がある若い人がすごく少ないと思うんですけど、当時の日本は激動の時代だったのかなって感じましたね」

市川「私にピッタリの役柄だからと聞かされて、ノリと勢いでオファーを受けたのですが、改めて台本を読んでみて、今まであまり触れてこなかったジャンルのお芝居だなと思いました。でも、面白そうだったので、2024年、私が初めて出演する舞台にふさわしい、挑戦的な作品だと思いました。新しい役にぶつかって、複雑な内面をどう描けばいいのかを悩めたら面白いかなと思いました」

--ご自身の役柄について聞かせてください。

相楽「純子は主人公を惑わすヒロイン役です。学生運動に参加していて、タモツを団体に引っ張ってきて活動に参加させる役です。天然でカン違いに気づかないところがあるんですけど、ウソをついて騙そうという気はなくて、本当は純粋な優しさを持ってる子です。家庭環境が少し複雑で影の部分もあったりして、演じる上で気持ちのバランスが取りづらい役ではありますね」

--役柄と自分を重ねてみてどうでしょうか?

相楽「私と似ているかは分からないですけど、純子のセリフはすごく言いやすくて、自分の想いが自然に発せられる言葉なので、もしかしたら近いのかなとは思います。でも、純子は天然な部分がありつつ、信念に軸があって、この軸がしっかりしてないと、天然な部分とタモツに対するちょっとした優しさが、ギャップとして活きてこないとので、活動に対する熱い想いはしっかり持っていたいなとは思います」

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