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【松田るかインタビュー】石川を舞台に和装でタップダンスに挑戦する若女将を演じる「今 こそエンタメの力を信じようと…」 映画『レディ加賀』公開

GirlsNews / 2024年2月3日 9時6分

「あゆみは由香のことをどこか羨ましかったと思います。夢に向かって自分のやりたいことに取り組める由香と、やらなきゃいけないことがあって、一歩踏み出せないあゆみ。でもそれを受け入れているのも自分だし。一歩踏み出している由香に対して羨ましさや葛藤があるんだろうなと感じました」

--あゆみを演じていて共感はできましたか?

「うーん、どちらかというと私は一歩踏み出した側なので。家族を沖縄に置いて出てきていますし……」

--松田さんは女優デビューにあたっては、沖縄でスカウトされ、その後地元で活動したのちに18歳のときに上京されたんですよね。

「でも怖い気持ちはわかりますよね。初めての挑戦って、怖い気持ちやどうなるかわからないという恐怖はあるので……。でもやっぱり私は“やらない後悔より、やって後悔したい”派なので、もし、あゆみがここにいたら、“タップで一緒に東京に行こう”と言うと思います(笑)」

--ご自身の上京のときも迷いはなかった?

「なかったですね、“とりあえず行って5年だけやって、売れなかったら帰ってこよう”くらいの気持ちで出てきたので(笑)。でも、あゆみのやさしさはわかりますし、いつだって由香のために頑張っているし、“あれこれ大変だよ”といいながら、若女将として旅館の経営を守っていったり……。引っ込み思案というか保守的なのがあゆみのいいところなんだなと思います。今あるものを大切に守っていくという」

--あゆみを演じるにあたって心掛けたことは?

「本番ギリギリまで雑賀(俊朗)監督とお話ししていました。タップだけにとらわれずに、ちゃんと台本の部分でもしっかり話し込んで役を作っていきたいと思っていました」

--タップ仲間となる新米女将たちは多彩なキャラクター揃い。撮影現場も楽しかったのでは?

「撮影期間は1ヶ月くらい現地に行きっぱなしだったので、みんなで合宿みたいな感じがありました。それぞれ部屋にお風呂はついているものの、みんな大浴場に集まってきて、今日あったことを話したり、たわいもない会話をしながらそれぞれの部屋に戻るという感じでした」

--タップ初心者がほとんどというメンバーたちが、町おこしの一環のイベント出演に向けて悪戦苦闘しながらタップの練習に挑み、物語のクライマックスでは、メンバーによるタップのステージのシーンもあります。かなり見応えのあるかっこいいステージですが、練習を重ねる中で手応えのようなものは感じてきましたか?

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