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【松田るかインタビュー】石川を舞台に和装でタップダンスに挑戦する若女将を演じる「今 こそエンタメの力を信じようと…」 映画『レディ加賀』公開

GirlsNews / 2024年2月3日 9時6分

--“演技職人”というか、来たものに対して自分の最大限で応えていくという。

「そうですね。それが何かにつながっていけばいいなと。未来のことを考えながら、後ろを振り返ったら今まで頑張ってきた軌跡が残っていて……と、そんな感覚ですね」

--では、これまでで大きな壁にぶつかったような経験は?

「それは今もぶつかり続けている気がします」

--作品の度に?

「作品ごとにでもですし、自分が今置かれている状況だったりだとか。だって私と同い年で私より可愛くて、私より売れている人がたくさんいて、“なんでだろう”と悔しく思う日もあるし、“いや、でもでも私頑張れてるよ”という日もあります。もらったものが難しくて“これできないかも”と思って、それでもできて、それを公開のときに見たら、“まだあれもできた、これもできた”と後悔したり……、そんなことばかりです。私“できた!”と思ったら、それは女優人生最後の日だと思います」

--常に危機感というか問題意識を持っていて。

「それが次へのモチベーションにもつながっている気がしますし、本当に満足したら、パッと全部手を引くと思います。でもまだ全然満足できてないので、まだまだ続けていくつもりなんですけど、“よっしゃ、やった!”と思えたら、そのときは達成感はあれど、振り返ってみると、“これ、もうちょっと考えられたな……”とかそういうことばっかりですね」

--4月からは『ハネムーン・イン・ベガス』でミュージカルに挑戦。松田さんにとって2作目のミュージカルはヒロイン役ということで。

「はい。まずは足を引っ張らないというのを前提に、あわよくばみなさんをリードとまではいかないんですけど、“あ、そういう考えもあるんだね、そういうやり方もあるんだね”と思ってもらえるくらいにはなりたいなと思います」

--ミュージカルだからもちろん歌も?

「はい、ソロ曲もあって……。今個人レッスンに頑張っているところです」

--さっきもお話にあったように、ここでも自分の中で課題や問題意識を持って?

「まだまだですけど、それがいい意味でモチベーションに繋がっていますし、自分を高める理由の一つになっているので、別にマイナス思考すぎることもないのかなって。問題意識があることは悪いことじゃないと思います」

--最後に改めて『レディ加賀』についてメッセージをお願いします。

「タップとお着物の融合、和とタップダンスの融合というのが、今までになく新しいなと思ったので、そういった和洋折衷の面白さも楽しんでいただけますし、加賀の自然や温泉郷の素晴らしさというものを作品のいろんな場面から感じられます。また、挫折から立ち上がる姿、目の前に困難があって、けど頑張る。それは由香たちもそうだし、加賀温泉郷もそうやっていろんな困難を乗り越えながら今日までやってきてるので、そこからも勇気をもらえる作品だと思っております。今だからこそ石川県が舞台の映画を見ていただいて、皆様にパワーを与え……、与えると言ったらおこがましいですけど、再びパワーを出してもらえることの手助けになればいいなと思います」

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