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【松田るかインタビュー】石川を舞台に和装でタップダンスに挑戦する若女将を演じる「今 こそエンタメの力を信じようと…」 映画『レディ加賀』公開

GirlsNews / 2024年2月3日 9時6分

「最初できなかったものが後半できるようになったり、そういう楽しさはありました。できなかったことを一個一個クリアしていく感覚で!」

--ステージではメンバー間の呼吸も大事だったのかも。

「そうですね。踏めるだけでいいというわけではなくて、手の角度とか顔の向きとか細かく合わせようと、ふうちゃんが一人で撮影している日に宴会場をお借りしてみんなで集まって稽古しました。“もうちょっと手を挙げたほうがいいかも”とか、客観的に見てもらって、ギリギリまでみんなで調整していました」

--出来上がった作品を見ていかがでしたか?

「タップのシーンが素晴らしいのはもちろん、加賀の自然がいいなと思って。由香とあゆみが歩いている“あやとりはし”の引きの画だったり落ち着ける場所だなというのがたっぷり感じられて、加賀の自然や空気を感じられる画になってるなと感じました」

--ご自身は加賀は初めて?

「はい、初めてです」

--お気に入りの場所がみつかりましたか?

「車がなかったのであんまり広範囲の移動はできなかったんですけど、ちょうど撮影期間中に地元のお祭り『菖蒲湯祭り』があったのでそれを見に行ったりして楽しめました」

--今は能登半島の震災で石川県が大変な状況ですね。

「そうですね。聞くところによると、ロケでお世話になった加賀はそこまで大きな被害はないそうですが、こういうときこそエンタメが何かの力になれることを信じて、あんまり控えるよりも、みなさんに観ていただいて、それで加賀、石川県に全国からいろんな方に行ってもらえたら、復興が早まったり、みんな少しずつ元気を取り戻せるのではないかなと、そういうエンタメの力を信じようと思いました」

--石川を舞台に、みんなで力を合わせて一つのことを成し遂げるという内容は、観ていて勇気とパワーをもらえます。

「そうですね。地元の風景を見て“あ、知ってる、ここ行ったことある”と思うだけでもすごく楽しめると思うので」

--松田さんは女優活動を始められて約10年ですが、“ここが転機だった、これをきっかけに女優として自信がついた”という出来事はありますか?

「うーん、シンデレラストーリー的な感覚は一切なく、常に来たものに全力、来たものに全力で、後ろを振り返ったときに、“ああ、頑張れてたなと……”と気づくという感じですね。“この作品で一気にバーンとい行けた”という感覚はないです。逆にそうなると、私怖くなっちゃうと思うんですよ。ここで鼻を伸ばしたら絶対くじかれると。足元すくわれるぞとか、逆に怖くなっちゃうので」

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