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【中井友望 インタビュー】「主演映画をまた撮りたい。それは明確に今やりたいこと。『サーチライト-遊星散歩-』の頃とは私自身変わっているだろうし」

GirlsNews / 2024年8月14日 11時31分

「そうですか? そう思ってもらえるなら嬉しいです。実際に撮影も楽しかったですし」

--共演者では、部長のかさね役の髙石あかりさんは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズでの共演がありますが、ほかの方は初共演?

「そうですね、はじめましての方たちでした。でも髙石さんと同じシーンが一番多くて。髙石さんとは3回目なので、すごく楽しく、キャラクターは違えど、掛け合いを楽しくやれたなと思います」

--春菜って一番普通の女の子で、キャラが際立ってないからこその難しさもあった?

「そうですね」

--たとえば、かさねとのこれまでの関係性や、新たに加入した結衣に対する感じ方も詳しく描かれているわけではない。

「本当は普段どういう子なんだろうと、自分でも考えていました」

--本作に限らず、役をもらったときに、役柄の、台本にはない部分についてもじっくり考えるほう?

「考えたりするようになりました。それまで考えてなかったのはなぜなんだろうと思いますけど(笑)。主人公だと、本の中にヒントがいっぱいあるから、自分でいろいろと考えるよりも、“こういう子なんだ”ってイメージしやすいんですけど、今回の春菜のような役ってヒントが少ないので、その中から役を自分の中で作り上げる作業というのは難しかったです」

--本作では完成披露試写会などのイベントも行われていましたが、中井さんは当初はそういう場はあまり得意ではないように言ってましたね。

「でもだいぶ慣れてきました。最初にそういうイベントで舞台に立ったときから比べると。7月に行われた舞台挨拶で、主演の藤吉さんはこういう映画の完成披露イベントは初めてということで、すごく緊張していて、それを“ああ、緊張してて可愛いな”と思って見れるようになった自分がいて(笑)」

--ちょっと客観的に見れるようになった自分もいて。成長ですね(笑)。

「成長だと思います(笑)」

--昨秋公開の主演映画『サーチライト-遊星散歩-』では、上映期間が終わっても、特別上映的に映画館で行われたイベントで舞台挨拶をする機会も何度かありましたね。

「結構それで場数を重ねましたし、規模感も『サーチライト」』のように小劇場でお客さんの顔を見れて喋ることも楽しいと思いますし、“トロッ子”の場合は大きな劇場でお客さんもたくさん入っている中でしたけど、どっちも良さがあるなと思いました」

--楽しめるようになってきたんですね(笑)。そういう部分でも成長がありましたけど、もちろん芝居自体でも『サーチライト』は特に自分の中で大きな存在になったのかも。

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