【タイ】タイのワイナリー『Hua Hin Hills Vineyard』

象に乗ってブドウ畑を見学するツアーもある。(写真提供:浜崎勇次)

　2015年6月1日、近年、タイ産のワインが注目を浴びている。特に「Monsoon Valley」という銘柄がよく知られるようになっており、軽い口当たりでありながらコクがあると評価されている。

　この人気銘柄の製造業者がタイ西部にブドウ畑とそこでワインと料理を楽しめるレストランをオープンしている。『Hua Hin Hills Vineyard』だ。

　ここにはオーストラリアとフランスから入ってきたブドウを育てている畑が広大な土地に広がっていた。なによりも人気になっている理由に、畑の見学を象に跨がって周れることが挙げられる。まさにタイならではのサービスで、観光にもぴったりであることから、飲食関係者だけでなくワイン好きの外国人観光客も多く訪れるようになっている。

　敷地内にあるレストランはワイン畑を広く眺めながら、西洋料理やワインを楽しめるようになっていた。さながらリゾートのような楽しみ方ができる。

　ただし、バンコクから車で片道3時間程度かかってしまうので、決して近いとは言い難い。ここ1カ所に行くよりは、同じ西部にある有名な水上マーケット「ダムヌンサドゥアク水上市場」などとセットで訪れた方が、より効率的に楽しめるのではないだろうか。

Hua Hin Hills Vineyard:http://www.huahinhills.com/hhhsnw2/

【執筆 : 高田胤臣】