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【タイ】タイで代理出産が全面禁止になり、ジョージアでの出産をサポートセンターが推奨する

Global News Asia / 2015年7月21日 11時0分

代理出産でしか子どもを持てない日本のカップルにとって、グルジアの代理出産は希望のひとつである。(画像提供:グルジア代理出産ジャパン)

 2015年7月21日、タイにおいて可能だった外国人のための代理出産が全面禁止になり、タイで医療ツーリズムの受け入れを行い、代理出産のサポートもしてきた「タイランドIVFサポートセンター」が「グルジア代理出産ジャパン」を設立し、ジョージア(グルジア)での代理出産を勧めている。

 タイで2014年に、日本人男性が代理出産を悪用し多数の乳幼児の父親になっていた問題が影響し、今年2月19日にタイの暫定議会が外国人カップルによる代理出産を禁止する法案を賛成多数で可決、翌20日には全面禁止になっていた。

 この事件がタイ政府の顔に泥を塗った形となって規制の動きが早まったものと見られ、代理出産だけでなく、今月31日からはタイ国内で外国人に対する卵子や精子の提供を受けての体外受精は禁止となる。同時に着床前遺伝子診断も無条件ではできなくなる見込みだ。

 「グルジア代理出産ジャパン」は元々「タイランドIVFサポートセンター」としてタイ国内でサポートを行っていたが、代表の横須賀武彦氏は昨年の日本人の事件発覚でいち早くタイ国内で禁止される可能性を察知し、2014年10月にはジョージアにて現地視察。現地の「代理母&卵子提供生殖医療センター」と提携して 「グルジア代理出産ジャパン」を設立し、日本人に特化した案内を行なっている。

 ジョージアは世界的に見ても治安がよく、しかも代理出産が合法となっている。横須賀氏によれば、むしろ今後日本の法律の方が、代理出産で出生した子どもを役所で受理してもらえないなど、どのように規制されるかといった問題が山積みだという。

 タイよりも遠いため、やや費用もかかるようになってしまったが、代理母に依頼しての出産を希望されているカップルにはひとつの希望だろう。興味のある方は「グルジア代理出産ジャパン」を検索をしてもらいたい。
【執筆 : 高田胤臣】

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