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【日本】ラオックスに続きビックカメラも海外空港進出を念頭に羽田空港国際線ターミナルへ出店

Global News Asia / 2016年1月15日 11時0分

ラオックス羽田国際空港店(我妻伊都 撮影)

 2016年1月15日、羽田空港国際線ターミナル駅に隣接する大手家電量販店「ラオックス羽田国際空港店」が訪日客に人気を博している。同店がオープンしたのは昨年10月21日で今月で3カ月が経過しようとしている。

 コンビニエンスストアほどの広さの店内には、家電だけではなく外国人に人気の雑貨、菓子類なども置かれている。価格は街中の同店よりやや高めだが、チェックインカウンターと連結しているため、重たい炊飯器や温水洗浄便座セットなどをそのままカートへ乗せ移動させてチェックインできる点は魅力だ。

 ラオックスに続くように昨年12月17日には「ビックカメラ」が「日本空港ビルデング」と共同で羽田空港国際線ターミナルへ出店することを発表。オープンは今年春から初夏を予定している。ビックカメラでは平行して国内主要空港にも出店を計画しており、それらの状況を見て海外の国際空港へも進出検討しているという。

 日本の大手家電量販店の海外進出では「ヤマダ電機」が中国にあるが当初の3店舗を1店舗へ縮小するなど苦戦が伝えられる。そのため、まずは空港でブランド力を高めてから都市部へ進出することでスムーズに展開させることも念頭を置いていると思われる。

 日本を訪れる外国人に価格や接客サービス、品ぞろえで好評を得ている日本の家電量販店のアジアでの躍進に期待したい。 

【執筆 : 我妻伊都】

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