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タイ・バンコクの高架鉄道レッドライン建設を、日本が1120億円で受注

Global News Asia / 2016年3月31日 6時50分

納品予定の高架鉄道車両のイメージ。

 2016年3月30日、住友商事は、タイ・バンコクレッドライン建設プロジェクトを受注したと発表した。

 プロジェクトは、三菱重工、日立製作所、住友商事の3社共同で、タイ国鉄から受注に成功したもので、受注金額の合計は、約1,120億円で2020年の完成を目指す。

 三菱重工は信号・通信・軌道・電力などのシステムの設計を担当し、日立製作所は車両の設計・製造。住友商事は契約の取りまとめと、システムの現地据付を行う。

 タイでは自動車の利用増加による道路渋滞や大気汚染が深刻な問題になっていることから、鉄道を利用した交通インフラの構築が求められていた。

 バンコクレッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の一つで、バンコク市中心部のBang Sue(バンスー)駅を起点とし、北に26.4キロメートル、西へ14.6キロメートル延びる、全線高架の鉄道路線を建設する計画。北線建設は日本政府からタイ政府へ供与される円借款、西線建設はタイ政府の自己資金で建設する。列車の安全な運行を実現する信号システムやアルミニウム合金製の軽量車両のほか、鉄道システム一式の設計・建設を全てオールジャパンで行う安全で信頼度の高いプロジェクト。
【編集 : 高橋大地】

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