難癖、論理のすり替えは中国の得意技ー南シナ海問題、仲裁裁判所の判決は無効と今から猛反発
Global News Asia / 2016年7月1日 8時29分
2016年7月1日、中国の南シナ海での領有権主張をめぐってフィリピンが起こした仲裁裁判の判決が、7月12日に決まる。
オランダ・ハーグにある仲裁裁判所はこの判決日をすでに中国とフィリピン双方に伝えている。2013年1月にフィリピンが提訴したことについて中国は「判決結果に応じる必要はない」との立場を取っており、中国側は「同裁判所に管轄権はなく、審理、判決を行うべきではない」と猛反発している。
中国は、常に正しいというのが中国の基本方針で、難癖、論理のすり替えは中国の得意技。比較的関係の良かったインドネシアとの関係も悪化している。
在日本ベトナム人会 ブォン・トリ・タン副会長は「90%以上のベトナム人は中国が大嫌い。ベトナムは小さい国だけど中国の横暴は許せません。絶対に認められない。非人道的な行為で、多くの漁民の命が奪われてきました。中国は南シナ海をすべて支配しようとしているのです。中国はしたたかで、毎日、人工島の造成作業を続行しています」と話す。
ASEANへの中国の取り組みは、経済支援をチラつかせながら、微妙なニュアンスを駆使して、落とし穴だらけの契約に持ち込もうとすることが多く、インドネシアの高速鉄道をはじめ、計画がスムーズに実行されることはほとんどない。
【編集 : GH】
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