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【タイ】公開1ヶ月で1000万ビュー超え、ネットから生まれるヒット曲

Global News Asia / 2016年7月27日 9時0分

バンコク初見参ライブでヒット曲「シヒノーンボ」を歌うクン・スパーポン(撮影:そむちゃい吉田)

 2016年7月27日、タイではここ1、2年の間にネットアイドルという言葉が定着している。言葉通りネットで話題になってアイドル的な存在となり、遂にはメディアにも登場するようになった人たちのことだ。そして、今やタイの音楽業界もネットが大きな発信源として定着しつつある。

 昨年、タイ東北部から彗星の如く現れて、今や知らない人はいないかのようなヒット曲「サーワーシボティムカン」を歌っていた歌手ゴン・フワイライは、本サイトでもヒットチャートに登場してすぐに取り上げたが、その後数々の賞を総なめにした。その後を追うようにいまも無名歌手たちがネット上に現れている。

 現在、タイ東北部イサーンで最も注目を集めている曲が、クン・スパーポン(ミーヘンディー社)の歌う「シヒノーンボ」という曲。全編東北部の言葉イサーン語で歌われているのだが、バンコク育ちのタイ人には全く意味不明のようだ。それもそのはず、イサーン語は隣国ラオスの言葉に近く、似て非なる言葉だからだ。そのためか、まだバンコクでは大ヒットと呼ぶほどには至っていないようだが、サイワーシボティムカンのようなヒットになるのは、時間の問題だろう。

 タイトルは、わたしの事は気に入らないの? という意味。そして、ここには中部タイ語でも見られるように、ちょっと意味深な意味合いも隠されているという。シは、イサーン語では性行為のことで、ヒはタイ語で女性器を意味する言葉に似ているのだ。そしてノーンは、へり下った女性自身の一人称になる。

 イサーンでは、こうしたちょっとエロスを想像させる様な意味深な歌がウケやすい。それが狙い通りに見事に功を奏したようで、先月半ばに公開されたミュージックビデオは、あっという間に1200万ビューを超えている。さらに話題が話題を呼び、バンコクでもカバーする歌手やバンドが急増。曲が演奏が始まると観客は歓喜で踊りまくっている。

 この曲とは別に、正攻法の曲も話題になっといる。16歳の新人アーム・チュティマー(ハイトーンカム社)が自ら作詞作曲して歌った「アディートクイパン」だ。過ぎ去った過去を悔いる女の子を気持ちを弾き語りで切々と歌っている。こちらは何のギミックもないが、上述の曲と同じ頃に公開されたビデオは、400万ビューを超えている。

 そして、上述したゴン・フワイライも自身で作詞作曲を手掛けて自らYouTubeに投稿したビデオが話題となるきっかけであったが、アームは同じジャンルで自ら作詞作曲してインディーズから登場した初めての女性歌手として注目を集めている。

 話題集め型、正攻法型と受ける要素は様々だが、タイがすでにテレビ・ラジオと言った旧来のメディアから、ネットメディアという時代に移行している事は確かであり、若者の間ではすでに定着していると言っていい。
【記事 : そむちゃい吉田】

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