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【ボホール】世界一小さなメガネ猿の化身と言われた少女が、ワンダーウーマン的観光ガイドに進化

Global News Asia / 2017年8月4日 9時0分

ニックネームは、フィリピ―・ナターシャ(2017年8月3日、フィリピン・ボホール)

 2017年8月3日、今フィリピンで最も注目されるリゾート地・ボホールに、進化してワンダーウーマン的・観光ガイドになったパワフル女性がいる。子どものころは、世界一小さなメガネ猿(ターシャ)の化身と言われていた。

 ニックネームは、フィリピ―・ナターシャ。語源は、フィリピ―ナのターシャだからと説明してくれた。

 そんな彼女も、今では20代、観光ガイドになって7年のキャリア。子どものころは、昼間寝てしまう事も多く、不思議な秘密体験を持つ、スピリチャルなベールに包まれた神秘的な存在だったが、今ではワンダーウーマン的に大変身。バスの中では、延々笑い声入りの漫談風の軽妙なテンポの英語解説で、旅行者を魅了する。

 ターシャの見学場所(ターシャ・サンクチュアリ)では、顔芸を披露、ランチ・ラインクルーズでは、プロ・シンガーのマイクを奪い取り自ら熱唱。歌はプロ以上に上手い。そして、ダンサーへと早帰り。一見の価値がある超お薦めガイド、1カ月先まで予約でスケジュールがいっぱいだ。

 ボホールには、5年前に本格的なホテル・ザ ベルビュー リゾート ボホール (The Bellevue Resort Bohol) がオープン、以前はセブに宿泊している旅行者が日帰りで観光することが多かったが、ボホール滞在型が増えている。

 来年6月には、日本の支援で本格的な新空港が開港、現在の10倍のキャパシティを持つ。海外からの直行チャーター便の利用も見込め、観光客は増える。ターシャ、チョコレートヒルズ、スキューバダイビング以外にも、マングローブの森にボートで向かうホタル観賞など、自然を生かしたコンテンツが盛りだくさんだ。

 フィリピ―・ナターシャの夢は、抜群のパフォーマンスのできる後進の育成だ。リクルート活動も忙しい。
【編集 : AU】

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