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緊迫のグアム情勢を中国CCTVもトップニュースで報じ、日本人観光客の話を取り上げる

Global News Asia / 2017年8月16日 12時15分

グアム情勢を伝える15日午前8時のニュース(『CCTV』より) 

 2017年8月15日、日本でも連日トップニュースで伝えているグアム攻撃をめぐる米朝攻防だが、中国の国営『CCTV』でも15日朝8時のトップニュースとして伝えていた。

 内容は、現時点では北朝鮮はグアム攻撃を実施していないこと。グアムのカルボ州知事が安全面に問題なく観光への影響はないと発言していること。中国人を含め多くの外国人が訪れていることを伝えている。

 中でも連休中で日本から多くの観光客が訪れているとしてある日本人男性が英語で「北朝鮮からのミサイルはグアム島沖の海へ打ち込む計画であり、島内に着弾するものではないので心配していない。連れてきた子どもたちもミサイルのことを話題にしているが、まったく心配はしていない。私たちは海やプールで泳ぐの大好きだ」と答えている。

 また、グアムでは地元の人たちが平和を訴えるプラカードを持って反戦をアピールしていると伝え、活動している女性の1人は、CCTVのインタビューに対し「現在のグアムの緊迫した状況を世界へしっかりと発信したい。私たちは平和を愛しており、朝鮮半島での戦争も北朝鮮人が殺されることも望んでいない。世界のどの国の人も被害を受けるべきではない。今、世界のリーダーたちは平和についてしっかりと話し合い、平和をさらに推進させる時期が来ているのだと思う」という話を紹介し報道を淡々と終えている。
【執筆 : 中野 鷹】

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