ディズニーランド建設計画の噂が絶えないフィリピン・クラーク「日本語OKのGrabカードライバー誕生」
Global News Asia / 2018年10月5日 9時15分
2018年9月27日、ディズニーランド建設計画の噂が絶えないフィリピン・クラークに、日本語OKのGrabドライバーが現れ人気を集めている。日本語が上手なマデルさんは、日本へのタレント斡旋マネイジメントを行っていた母の影響を受けて、日本語を習得。日本とフィリピンの貿易事務のビジネス経験もあり、専門知識を必要としない日常会話レベルの通訳もこなす。この地域で日本語を話せるドライバーは、マデルさん一人だけ。クラーク空港を中心に働いている。
この春、ジェットスター・アジア航空(本社・シンガポール)が、関西(大阪)- クラーク - シンガポール線(週3往復)を開設し、関西ークラーク間のダイレクトフライトがスタートしたことで、クラーク空港を利用する日本人客が増えている。
ルソン島北部、マニラから約100キロに位置するクラークは、経済特別区として日本企業も約50社進出しており多くの工場がある。日本の支援で、マニラ-クラーク‐スービック間の鉄道建設なども計画されている。温泉リゾートなどの観光コンテンツも豊富な地域だ。マニラ空港の離発着枠が飽和状態で、拠点ハブ空港としてクラーク空港の拡張工事が急ピッチで進められている。
Grabは、スマホのGPS機能を利用することで自分の位置と最短距離にある車(マイカー登録所有者やタクシー)を検索し手配するサービス。目的地までかかる、およその時間と料金(マイカー登録所有者は確定金額・タクシーは予測金額)もあらかじめ確認することができるので便利で、不安要素が少ない。
ディズニーランド建設計画の噂はこれまでにも数回あったが、大手ホテルチェーンが複数の新設ホテル建設を始めている他、隣接する歓楽街を持つアンヘレスではバー所有者が、欧米人から韓国人に移行するケースが激増している。ディズニーランド誕生時には、歓楽街はターラックなど近隣に移転させられるのではといった憶測も聞かれる。
【編集 : LampangY】
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