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韓国の出生率低下問題にー自然の摂理が狂っているとフィリピン・ママが警鐘!

Global News Asia / 2019年8月30日 15時15分

フィリピン姉妹 9人の子宝に恵まれたマリヤ・フィ・アレコさん42歳(左)、ハート・ガセルさん26歳(右)

 2019年8月30日、韓国の出生率減少問題について、9人を子育て中で、1人の孫もいるマリヤ・フィ・アレコ(42)さんに話を聞いた。

 「韓国の女性は見た目を重視し多くの人が美容整形をしています。本来の美とは程遠い偽物の美です。子ども出産すれば、自らの体形が崩れるのでセクシーさが失われる恐れがあります。行き過ぎた美容整形を賛美する悪習が招いた結果が根底にはあると考えます。私が9人の子どもを産んだのは、信頼できる夫がいたからです。自然の流れで暮らしたことで9人の子宝に恵まれました。韓国は自然の摂理が狂っているのだと思います」と話す。

 韓国統計局が『2018年出生統計(確定値)』を発表した。昨年の韓国の出生率は、0,98人で、出生統計が始まった1970年以降で最低値をたたき出している。妊娠可能な女性を15~49歳と仮定すると、平均出生率が一人に満たない=産まない女性の増加が見て取れる。人口維持に必要な出生率は、2,1人とされているので、これは国家的問題とも言える。

 韓国政府は、少子化問題を解決するために、2009年時点で100兆ウォンを超える予算を組んだ。しかし、10年経って効果が現れるどころか、少子化に拍車がかかっている。2016年4月から39カ月連続で出生率は最低記録を更新し続けている。2019年6月の人口動向による6月の出生数は、2万4051人で、5月より8,7%減少している。

 今年4-6月期の全出生数は、7万5448人で、2017年同期より8,0%、6592人減少している。韓国の風潮として、出生数は年末より年初が多い。それを考慮した場合、今年の年間出生数は30万人以下に落ちる可能性が懸念される。

 結婚の高年齢化もあるだろう。しかし、政府関係者の国際間の問題を激しい問題にすり替える風潮の中で、一般の若い市民にとっては、子どもを産みたくない、育てられない国だという認識が強くなっているのかもしれない。

 このままだと、韓国人が一人も生まれない。人口減少による国家滅亡もあり得る話になってくるだろう。

【編集 : LK】

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