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救急車の進路さえ塞いでしまう、韓国タクシーの闇

Global News Asia / 2020年8月1日 9時0分

ソウルの救急車 イメージ

 2020年8月、日本での場合、大渋滞でもなければ、救急車の進路が塞がれることはほとんどない。お互い様と言う気持ちがみんなあるからだ。

 しかし、韓国の場合は違う。救急患者を搬送していた私設救急車(大病院では所有している)とタクシーが接触した。この際、私設救急車の運転手とタクシードライバーがお互いに連絡先の交換や、お互いにすぐ治療が必要な怪我がないか確認して、追加の救急車を呼ぶか、搬送を先にさせるかが考えられるだろう。

 しかし、このタクシーは「収拾しろ」と救急車の進路を塞いだ。この事故は、タクシーによって故意に起こされた疑惑もある。

 ドライブレコーダーの映像に対する道路交通公団の分析や関係者供述、余罪などを警察は捜査してきた。そして、このタクシードライバーを逮捕した。

 救急搬送は10分遅れ、5時間後に患者は死亡した。この事故が直接的な原因でなくても、人は死んでいる。

 いきさつがすべてドライブレコーダーに録画される車同士で、なぜこんなことが起こらなければならなかったのだろう。

 SNSによって国民の知るところになり、タクシードライバーに厳重な罰をという請願が70万人以上集まった。警察は再検証の間に、ドライバーが国外逃亡しないように、出国禁止にした。

 誰もが得をしない今回の事故は、韓国では当たり前のことなのだろうか。

【編集 : fa】

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