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【コラム】動物園は、動物虐待研究所なのかー中国

Global News Asia / 2021年11月24日 6時0分

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 サルの赤ちゃんに、タバコを吸わせる。サルは、哺乳類だ。人間にもっとも近いと言われている。まだ言語を話すことのできない赤ちゃんは、ある意味、サルと大差ない。そんな人間の赤ちゃんに、タバコを吸わせたらと、想像は飛ばなかったのか。

 中国の動物園で、サルの赤ちゃんに、強制的にタバコを吸わせた。

 いくつであってもはじめてタバコを吸った時に、だいたいが強力にむせる。口の中どころか気道もおかしくなる。気絶する人もいる。

 大人でもそうなのだから、子ども、赤ん坊が吸った時を考えると、タバコを吸わなくてもめまいがする。

 タバコを吸わせた意図は、タバコがどんなに有害かを啓発したかったとのこと。公開されている映像のサルの赤ちゃんは、クラクラとふらつき、目をこすり続け、そして、気絶した。

 これは、何事にも動じない中国人からも多くの批判を浴びている。動物虐待…それ以外に、言葉はない。

 動物園は、動物に、よりよい環境を与える場所とされている。しかし、初代の野生動物に関しては、餌は確保できてもとても居づらい場所であり、繁殖が繰り返された動物たちは二度と野生には戻れない。

 そこでは、飼育員が思いつく虐待は、観客にさえ見つからなければし放題だ。しかし、そこは人間、理性とモラルを持って飼育している。

 赤ちゃんザルに、タバコ。これを発案した飼育員は、死刑に値する、あるいは、去勢(性欲断絶)でいいだろう。
【編集 : fa】

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