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【タイ】9人の乳幼児を保護したマンション=21人の代理出産の子供が住民登録

Global News Asia / 2014年8月15日 14時35分

タイ軍政当局は、代理出産問題について規制を強化。24歳の日本人御曹司に代理母2名を紹介したニューライフ・タイランドの事務所は、閉鎖命令が下された。(写真は、バンコクの屋台)

 2014年8月14日、タイメディアによると、警察が5日、バンコクのマンションの部屋から、身元不明の乳幼児9人を保護したことで、父親は24歳の日本人男性という不可解な事件が表面化した。

 同じマンションのタイ人男性がが所有する部屋に代理出産で生まれた別の21人の子どもが住民登録されていることがわかった。登録されているだけで、実際にその子供はいない。

 21人の子どもの父親の国籍は、アジア、南米、ヨーロッパ。警察は、問題の日本人男性に代理出産をあっせんした可能性が高いとみて、このタイ人男性を捜している。

 タイでは、代理母が報酬を受け取る商業代理出産は表向きは禁止されているが、日本からも年間100人以上の夫婦が代理出産でタイを訪れていると言われており、また、中国からは、代理出産を目的としたツアーも主催されている。100万円前後の報酬で代理母になる20歳前後の若い女性もいて、グレーゾーンでの代理出産ビジネスが盛んだ。インドでは公に認められているが、タイの方が人気が高い。今回の一連の騒動でタイ軍政当局は、商業代理出産を制限する方向で法制化を急ぐ。

 また、24歳の日本人御曹司に代理母2名を紹介したニューライフ・タイランドの事務所には、閉鎖命令が下された。

【編集 : 朝日音然】

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