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【コラム】おばちゃんは何歳からですか! 韓国

Global News Asia / 2024年2月1日 11時0分

 韓国で、「30代の女性」が「おばさん」呼ばわりされたのに激怒し、傷害事件を起こした。
ここに、世界的「おばさんはいくつから」問題や「母親をくそババア扱い」問題など、すべての女性にとってセンシティブな問題がある。

 もちろん、知らないやつから「おばさん」呼ばわりされ、それも悪質に執拗に粘着質に行われたとして…まあ、たまたま刺身包丁を買って帰るとか凶器になるものを持っていたから、報復手段を取ったとする。それ自体は、犯罪だし、考える脳を持つ人間として行ってはいけないことだ。
さらに、今回の被告は、以前にも「おばさん」呼ばわりされて似たように事件を起こしたことがある。当然裁判で実刑になるのは仕方がない。もちろん、出てきてもまた「おばさん」呼ばわりされたら、3回目だって4回目だってやっちゃう気質の人なんだろう。

 じゃあ、ある程度の年齢いった女性を「おばさん」「おばちゃん」と呼んでいいんだろうか。一度「そこの年配のご婦人」と呼ばれたことがある。「年配のご婦人」と言われるより「そこの奥さん」(筆者は独身だが)で済ませられないものかなと違和感を覚えた。

 筆者の母は、筆者が「おばちゃん」と呼ばれることをよしとせず、自分が永遠の「おばちゃん」になろうとしていた。しかし、3歳児は正直だ。〇〇をおばちゃんにちょうだいと母が言った時、私に〇〇を手渡した。3歳児にとって私も微妙におばあちゃんに見えているが、もう一人白髪のおばあさんがいるから、とりあえず、若い方のおばあちゃんをおばちゃんとしよう、3歳児は考えたと思う。母は「おばちゃんは、こっち!」と自分を指さしたが、3歳児はきょとんとしていた。子供的には見えたものが見えるものなんだよ。

 ある程度同世代に「おばさん」と呼ばれると、むかつくが、知っている人でもなければ聞き流すが大人のやり方ではないだろうか。ま、セールスの電話で「ご主人様いますか」に「使えているものなどいない!」と応えてはいるが。

 人間生まれたからには、死ぬ前に年を取る。「おねえちゃん」時期は意外と短い。「おばちゃん」「おばさん」受け入れようではないか。

 ただ、一生懸命、なにもしない夫や子供を抱えててんてこ舞いのお母さんに「くそババア」と言ってはいけない、それは韓国にお願いしたい。
【編集 : fa】

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