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【コラム】じゃ、大統領が医学部入ろうか? 韓国

Global News Asia / 2024年3月3日 7時0分

 韓国の医療が破綻しかけている。もう破綻していると見る向きも。研修医と呼ばれる医師の卵たちが職場放棄をして、彼らをあごでこき使っていた「先生」と呼ばれる医師が現場に出てきてあまりの忙しさに「研修医たちの思いはわかる、医者は悪くない、世の中が悪い」みたいに現場から逃げ出しかけていて…医学部、医者になる大学の定員を増やせばいいや的に国会議員は考えていて~医者になるまで大学と研修があってすぐには使えないを飛ばしている。

 鶏と卵どっちが先論ではあるが。医学部の定員増加に、研修医が怒ったので医療の現場が混乱しているのではない。正直に言えば、「先生、先生」とセレブ扱いされてる医師なんぞほんのわずかで、開業医などは毎月越せるか越せないか一日何人みたらクリニックがつぶれないか必至だ。

 医師は何人何千人いても問題などない。たまたま、患者が多い地区にいれば忙しいし給料もそれなり。過疎地で覚悟して医師を続ければそれなりにしかならない。大金と言われる給料が入るか入らないかは、どこで医師をやっていくかであって、腕、名医と呼ばれる腕なんかあまり関係ない。ただ、今回の集団辞職は、患者にとっては、いい迷惑であるだけだ。

 大統領室のもう医学部には入らない偉い人は「世界のどこでも、医学部の定員が増えたからって、患者の命を人質に、医療行為を行わなくっていいはずはない」と述べている。では、医師を公務員として、過労死しても責任取らないよ書類つくって、政府のみなさんが医師になってみたらどうですか。

 2000人増。このうち健康寿命があるまで医師を続ける者が何人いるだろう。今今医者になれるはずの者が逃げ出している現場で、毎年2000人づつ増えても、何人が残るだろう。

 コロナ渦で燃え尽きてしまった医師はどれくらいいるだろう。人の死の前で医学は無力だと敗北感に苛まれた医師はどれくらいいるだろう。その医師の心中を察することなく、ちょっとしたことでも病人になりたがる韓国人、医師の仕事に罵倒の言葉しか投げない韓国人、寿命なのに殺したと裁判を起こす韓国人。…だったら、国際免許にして他国で「言葉がなかなかわからない」というスタンスの医師にもなれる(国際免許がとれる能力があればだが)。

 劣悪な職場になった病院には、ブラックジャックだって手を差しのべないのではないだろうか。
【編集 : fa】

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