i3 ビジネスアカデミー 評判 リカレント教育含む国連SDGs4に貢献・2024年4月

　2024年4月10日、今年度初めての第2週水曜日定期セミナー「88キャリアアッププログラム研修」が開催された。

　昨年度までは、1カ月に2回開催されていた「88キャリアアッププログラム研修」だが、カリキュラム改定により月に1回の開催となった。一度の研修で8つのテーマから4つのテーマをピックアップし、学びを深めていく方針だ。

　講義は、i3 business academyメイン講師の漆沢祐樹氏が進行し、ワークはグループに分かれて4回行われた。

　講義は、「4月はモチベーションスイッチ(やる気)チャンス」という新生活のスタートにぴったりな話題から始まった。1年を通してやる気が高くなるのは、1月と4月だが、やる気が高まった翌月は、モチベーションが一気に下がる傾向にあるというデータを示した。多くの人が経験する「五月病」の特徴について触れ、五月病になった際の正しい対処方法を紹介した。

　今回は、1章1～8の中から以下4つのテーマを取り上げた。

― 03　会社に依存せず安定と安心を自力で確保
― 04　起業家精神で依存する側からされる側へ
― 05　学校では学べないキャリア形成の本質
― 07　キャリア形成を考えることで幸福感も得られる

　今回の講義では、キャリア(人生)を充実させるには、誰かに言われたことをただやるだけの人生ではなく、自分で考え行動、挑戦していく必要があるということについて考えた。誰かに敷かれたレールを歩くよりも、自分で選んだ道を進むことで、より幸福感を得ることができるという納得する内容となった。

　ワークを通して、受講生からは「会社に依存せず自分で稼いでいけるスキルを身に付けることがこれからの時代には必要」「自分で考えて行動することでステップアップすることができる」「学校教育だけでキャリアについて考えるのは難しいため専門家に相談するのも1つの方法」「自分自身で考えることで達成したときの幸福感を得ることができる」などの意見が出た。

　漆沢氏は、失敗を恐れて決断に迷いがある人に対して「自分の選択した道をどう正解にするかが重要であり、それこそがキャリア形成の本質である」と励ましの言葉を送った。

　最後に受講生へ『かっこいい大人として時に必要なこと、それは情熱と…「冷静さ」つまり「冷静さと情熱のあいだ」をキープする』というメッセージを送った。

　来週は、第3週定期セミナーの「セールスメソッド」が開催される予定だ。
【編集 : af】