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【コラム】忍び寄るコロナは、一般風邪になるのか

Global News Asia / 2024年5月4日 10時0分

 有名どころの最近でいうと、TBSアナウンサーの安住紳一郎氏が、4月下旬2回目のコロナに罹患した。1回目は2023年の年始で10日ほど休んだ(こういう体調不良が続き、結婚を考えたというコロナの功罪)。今回は、その週のうちには生番組に復帰した。

 志村けんさんや岡江久美子さん、千葉真一さんのコロナによる死去はいったいなんだったんだと言いたいくらい、あの2020年の「想像もつかない怖い病」状態はなんだったんだろう。

 昨年の5月から、2類から、5類に変更されてから、ニュースやワイドショー、なんでも雑食の週刊誌からもコロナについての情報が消えた気がする。コロナの質もオミクロンまでは知っているが、その後もいろんな名称のコロナが出ているはずなのだが、どこに聞けばいいものか。

 田舎町の総合病院ではいまだに、入院時は厳重コロナ検査が行われている。陽性の場合も入院できないわけではないが、個室で入り口にはパーテーションで閉鎖されている。陰性で入院させても数日ごとに検査され、いつのまにか陽性になっている場合も多く、「それを覚悟するなら入院できます」と念書を書かせられる。気が付くとナースがうつって倒れており…患者より医療関係者が大変なことになっている、、、は報じられない。

 1歳児がいる40代の妊婦がやはり安住氏と同じ時期にコロナにり患したが、ひどいところ2日で、夫はコロナかも知れないが濃厚接触者制度はなくて仕事に行った。つまり、ひどい風邪をひいた程度の日常がそこにあった。

 やはり同じ時期、フィリピンから日本に帰国した60代男性も罹患が判明した。持病もあり、なかなか病状は苦しそうだ(4日目から症状は緩和)。どうも、このままでは、コロナ渦がなかったことになるような気がする。
【編集 : fa】

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