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「子供には、英話ができるようになってほしい…」…日本国内「英語教育のために」住みたい街

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月15日 23時0分

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(※写真はイメージです/PIXTA)

子供に英語を話せるようになってほしい、と考える親は多いもの。早期からの英語教育に力を入れたいところですが、高い教育費がかかることも多いのが現実です。費用をあまりかけずに英語を学ばせる方法はあるのでしょうか。

子供には、英会話ができるようになってもらいたいが…

子供に英語力を身につけさせたいと考える親は多い。文部科学省も「グローバル人材」の育成を掲げているが、その第一歩には語学力を身につけることが挙げられる。

2023年に実施された「子どもの習い事と英語学習に関する調査(ゲシピ株式会社)」によると、親が子どもの頃に習っておけばよかったと思う習い事の1位は「英語・英会話」で23.5%。英語をもっと勉強しておけばよかったと後悔することは、63.8%が「ある」と回答している。自身の後悔から、子供には英語学習を…と考える人が多いようだ。

そうした背景があって、子供を英会話教室に入れるのみならず、インターナショナルスクールに通わせたり、子供が幼いうちから「ジュニア留学」・保護者も連れ添っての「親子留学」をしたり、といった選択肢も取られるようになっている。

とはいえ、インターナショナルスクールの授業料は「年間150万円~300万円」が相場と言われる。留学ももちろん高い学費がかかるもの。「そこまで費用はかけられない」「一部のお金持ちしか学ばせられないでしょ…」と思う人も少なくないだろう。

では、高い金額をかけずとも子供が英語教育を受けられるサービスはないのだろうか? 地域によっては、英語教育に力を入れている自治体が存在している。

茨城県境町に、先進英語教育が5歳から中学生まで無料で受けられる制度が存在することをご存知だろうか。境町のホームページを開くと、「子育て支援日本一を目指しています!英語移住しませんか?」という文言が目に飛び込んでくる。

この町では、小中学校一校につきALT(外国語指導助手)が3、4人常駐し、休み時間や給食の時間にも英会話ができるほか、英検が年一回無料で受験できる。令和3年度には、小学校6年生での英検5級保有率が73.8%となったということだ。

ちなみに20歳の学生まで医療費無料、保育料第二子以降無料、保育園・小中学校の給食費無料、住居支援といったサポートも充実している。手厚い子育てサポートがうかがえる。

さいたま市で実施される「グローバル・スタディ」の取り組み

ほかにも、埼玉県さいたま市では2016年度より、すべての市立小・中学校で「グローバル・スタディ」が実施されており、全国的には英語教育は小学3年生から始まるところ、小学1年生から中学卒業まで一貫した英語教育が受けられるようになっている。

小学校のすべての学年、すべての授業において、担任教師と外国語指導助手またはグローバル・スタディ科非常勤講師との複数の指導が受けられる体制だ。

こうした取り組みを受けてか、文部科学省「令和3年度英語教育実施状況調査」では、さいたま市の中学3年生の英語力が全国平均を約40ポイント上回り、全国トップとなっている。

家庭の経済状況によって教育格差は生まれてしまいがちである。しかし、教育支援に力を入れる自治体に住めば、金銭のみに依存せず、効果的な学習を叶えられるというのもまた事実であるようだ。

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