ハイテク自転車のハイテクな盗難防止システムが今っぽいぞ！

自転車に乗る人にとって、盗難の不安は付きものと言ってもいいが、なんと、鍵すらいらない自転車が出るぞ！　オランダ・アムステルダム発ハイテク自転車メーカーVanMoof（バンムーフ）が発表した電動自転車の新シリーズ「Electrified 2」は、同社最新の盗難防止技術を装備しているのだ。日本時間の6月7日21時から販売受付を開始する。

▲「VanMoof EX2 サンダーグレイ」

発売されるのは、サンダーグレイとフォグホワイトの2色（各43万円）。最新のフレームデザインでコンパクトになり、カートリッジシステムによりサービスや修理が簡単になっている。

250Wのハブモーターと418Whのバッテリーによる時速24キロの電動アシストで、長距離を効率的に走行できる。ハンドル横の小さなブーストボタンを押すと、さらに加速。空っぽの状態から約6時間でフル充電でき、一回の充電で最大150km走行可能だ。フレーム搭載のLEDスクリーンで速度などを確認できるほか、スマホアプリで駐輪位置情報やライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行える。

特筆すべきは盗難防止システム。Bluetoothを使い、持ち主が近づくと自動的に解錠する自動認証ロックを搭載。自転車を降りてロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動する。持ち主以外が自転車を動かそうとするなど不正行為を感知すると、大音量のアラームが反応、持ち主に危険を知らせる通知が行くようになっている。

▲「VanMoof EX2 フォグホワイト」

位置トラッキングモードを作動させると、VanMoofのレスキューチーム「バイクハンター」に通知が行き、自転車のライトがSOS点滅モードになり全ての機能が停止する。

さらにはオプションでPeace of Mind保証（1年保証：1万円、3年保証：2万4000円）もある。VanMoofの自転車が盗難にあった場合、VanMoofの国際的なバイクハンターチームが2週間以内に自転車を取り戻すか、同等品の自転車と交換するというサービスだ。

日本時間の6月7日21時から販売受付を開始し、商品の引き渡しは2018年10月以降を予定している。

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（文／＆GP編集部）