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【日産ワークス“NISMO”試乗】ニュル最速仕様のGT-Rは、荒れたコーナーでも驚きの速さ!

&GP / 2018年9月8日 19時0分

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【日産ワークス“NISMO”試乗】ニュル最速仕様のGT-Rは、荒れたコーナーでも驚きの速さ!

メーカー直系のチューナーたちが、自慢の新作を持ち寄るメディア向けの試乗会「ワークスチューニンググループ合同試乗会」。今回も、NISMO(日産自動車)、TRD(トヨタ)、無限(ホンダ)、そしてSTI(SUBARU)の4チューナーが参加しました。

最強のチューニングベースといえる日産「GT-R」を擁するNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は、今回も新しいチューニングプログラムを提案してきました。

日産「GT-R NISMO」用として新たに用意されたのが「NISMO NアタックパッケージA キット」。アナタがお持ちのGT-R NISMOが、そのままニュルブルクリンクのタイムアタックモデルに変身するのです!

■意外! ニュル最速マシンは一般道にも優しい

NISMO NアタックパッケージA キットは、具体的には、日産自動車の超ハイパフォーマンスカーであるGT-R NISMOを、市販車開発の聖地とされるドイツ・ニュルブルクリンクにおいて、当時、市販量産車として史上最速タイムをたたき出した、2013年のアタックカーと同じ仕様に仕立てられるもの。

もちろん、2017/18年モデルといった最新のGT-R NISMOにも対応します。専用のエアロパーツやシートなどを装着、3.8リッターV6エンジンにはコンピューターチューンが施され、足まわりも強化。前後のデフには、機械式のLSDが組み込まれます。

さらに、フルチューン仕様となるA kitでは、リアシートが除かれ、カーボンシェルを持つレカロ社製のフルバケットシートやカーボン製バルクヘッドなどがおごられ、トータルでノーマル比50kgの軽量化を実現。GT-R NISMOのただでさえハンパないポテンシャルを、基本的なスペックから底上げします。

外観では、空力をより意識したフリック付きのカーボンフロントフェンダー、フロントのアドオンスポイラー、そして、カーボンリアウイングが、スペシャルバージョンであることを主張します。

試乗車は、前後にハードな機械式LSDを与えたアグレッシブなGT-Rですが、ショックアブソーバーには、オーリンズ社製の車高・減衰力調整が可能な専用品がおごられ、一般道の走行にも配慮されています。そもそもニュルブルクリンクは、千差万別のカーブと路面を持ち、時にクルマがジャンプしてしまう箇所もある難コース。平滑な路面が続く通常のサーキットと同様に足回りを硬めてしまうと、とても攻め切ることができません。

試乗会当日も、7分8秒679の最速ラップを刻んだミハエル・クルムさんその人が、NISMO NアタックパッケージA キットを組み込んだデモカーのステアリングホイールを握り、群馬サイクルスポーツセンターの、決して広いとはいえない試乗コースをカッ飛んでいました。

NISMOのチューンドGT-Rを振り返ると、2016年モデルは、サーキットでのタイムアタックを意識した仕様でしたが、昨2017年モデルは、ストリートシーンを意識したサスペンションが与えられました。こうしたチューニング経験の積み重ねが、今回のパッケージにも活かされているのですね。

NISMO NアタックパッケージA キットの価格は、900万円(消費税別/工賃込み)。自分のGT-R NISMOが2シーターになってしまうのは「ちょっとなぁ…」と思う方には、リアシートを残したパッケージも用意されます。

(文&写真/ダン・アオキ)

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