この夏欲しいナイロン製ミニ財布6選【2019上半期ベストバイ】

【特集：2019上半期ベストバイ】

キャッシュレス化が大きく進んだ2019年。それに伴い、ミニ財布の人気も急上昇。現金は緊急用に少し持ち歩く程度で、カードさえ入ればOK。そんなスタイルがオン・オフシーンで広まっている。ビジネスリュックが定着したことも大きな要因で、ポケットインできるミニ財布はリュックをおろす手間がないため使いやすい。休日での便利さは言わずもがな。手ぶらを実現できるため、ボディバッグすら持ちたくない夏の外出に最適なのだ。

今回は、そんなミニ財布の注目作を、ビジネスにも対応するレザーモデルと、休日に気兼ねなく使えるナイロンモデルに分けて紹介する。今回はナイロンモデルだ。

【ナイロン】

休日使いなら、薄くて軽いナイロンモデルを選びたい。パンツのポケットに入れても邪魔になりにくく、多少の雨や汚れも気にならないので外遊びに最適だ。

1.  外遊びに最適！

ブリーフィング
「COIN PURSE MW」（3780円）

コーデュラリップストップナイロンを使用したL字ファスナー財布。十分な強度を持ちながら、軽量かつ洗練されたルックスに仕上がっている。ウェビングが付いたブリーフィングらしいデザインが好印象。W11×H9.3×D1cm

▲中央に小銭、左右のスペースに札やカードを分けて収納できる。コンパクトだが使い勝手が良い

▲手の平サイズで厚さ約1cm。さらに約35gと軽量なため、ポケットインしていても動きやすい

 

2. 米ワークブランドによるタフなデザインが好印象

ユニバーサルオーバーオール
「リップストップミドルウォレット」（4104円）

米シカゴのワークブランドが展開するふたつ折り財布。ナイロン財布としては王道のデザインだが、どこかタフな印象を与える。フラップの留め具が面ファスナーではなくスナップボタンという点も見逃せない。W12×H10.5×D2cm

▲内装にインナーポケット付き札入れ、ファスナー小銭入れ、 4つのカードポケットを搭載

▲外側にもフリーポケットを備える。よく使うカードや領収証などの収納に適している

 

3. 雨が降ってもお札は濡れないアウトドア財布

マムート
「Smart Wallet Light」（4320円）

ハニカム構造のリップストップナイロンを採用した、わずか24gの軽量・極薄財布。ジップ付きコンパートメントを搭載しているため、雨が降ってもお札が濡れない構造に。アウトドアシーンに最適だ。W10.2×H10×D1cm

▲ジップ付きコンパートメント。本来スマホ用に作られているが、札の収納にも向いている

▲外装の小銭入れには止水ファスナーを採用。外装にはジップ付きカードポケットも備える

 

4. カードのスキミングを防ぐミニ財布

シークリッド × フライターグ
「F705 SECRID × FREITAG」（1万4256円）

カードの破損やスキミングを防ぐ、アルミ製カードプロテクター付き3つ折り財布。生地はトラックの幌をアップサイクルしたもので、水にも強く非常にタフ。生地の特性上、すべて1点モノとなる。W9.7×H6.5×D1.6cm。

▲内装にもカードサイズのスリーブが3つある。札は中央のマネーフラップで挟む

▲プロテクターには6枚のカードを収納可能。下部のレバーを引くとカードが出る仕組み

 

5. 今年アップデートされたポーター/タンカーの名作

ポーター
「TANKER ウォレット」（1万260円）

ポーターを代表するタンカーのふたつ折り財布。1983年に発表された仕様を踏襲しながら、細部に至るまで今年アップデートされた。とはいえナイロンツイルの光沢、ボンディング素材の柔らかさは健在。 W10×H12×D2cm

▲小銭入れが外装にあるため、内装はカード収納スペースに。多くのカードを入れられる

▲札収納部には仕切りがあるので使い勝手が良い。領収証やカード収納としても活躍する

 

6. ミニマルな設計だが使い勝手は抜群！

BAMBOOSHOOTS × PORTER × B JIRUSHI YOSHIDA
「別注“3/C” ミニウォレット」（6480円）

ボードセイリング用の帆に使われる、丈夫で水に強いリップストップナイロンを使用。外装の表面に止水ファスナー仕様の小銭入れ、裏面にカード収納スペースを備え、ミニマルな作りだが非常に使い勝手が良い。W10.5×H6.5×D0.5cm

▲外装裏面のカードポケットは2層構造。ストラップで固定できるので安心して持ち歩ける

▲面ファスナー式のメインコンパートメント。札やカードのほか、カギなども入れられる

 

【特集】2019上半期ベストバイ

本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号74-75、77ページに掲載されています

 

（文／津田昌宏　写真／野町修平＜APT＞　スタイリング／宇田川 雄一）