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土屋鞄の“薄マチ”ミニ財布にしたら余分なカードを断捨離できました

&GP / 2019年11月24日 21時0分

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土屋鞄の“薄マチ”ミニ財布にしたら余分なカードを断捨離できました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

つい最近、長年使っているミニ財布のジッパースライダーが壊れたのと、消費税増税を機にPayサービスを導入したのが重なり、財布を新調することにしました。

もともと長財布と二つ折りミニ財布の2個持ち。長財布をマザー財布とし、通勤やちょっと出かける時には二つ折りミニ財布という使い分けをしてきました。

ところが一気にキャッシュレス決済化に舵を切ると、コンビニやスーパーではスマホでQRコード決済、通勤に使っていた定期はモバイルSuicaで事足りるため、財布そのものを持たなくても日常生活に困らなくなったのです。

▲左側の2つが、これまで使っていた財布。黄色の財布は使いやすく2代目、下の長財布は五年以上愛用。右が土屋鞄製造所の「ディアリオ  ハンディLファスナー ブラウン」。薄さは長財布の半分程度

そんな生活を1ヶ月ほど送り、考えた結果、ミニ財布1個生活に突入することに決定! とはいえ、これまで『&GP』では多種多様のミニ財布を記事で取り上げてきた分、どれがいいか迷いましたが、以下の5つポイントから考えて土屋鞄製造所の「ディアリオ  ハンディLファスナー ブラウン」(1万2650円/税込)にしました。

1.財布はミニにする
長財布は実質、領収書入れと化していたので2個持ちはやめ、ミニ財布1本化にする。

2.ポケットに入れられる薄マチ
これまでのミニ財布は小さいものの厚いため尻ポケットに入らず、またコートのポケットに入れてもかさばるため、今回はポケットに入れやすい薄マチモデル。

3.小さすぎずカードが入る
ミニ財布とはいえ、小銭入れは必要だし、何枚かはカードが入らなかったりすと不便。そして、どこかに置いて見つからないと困るので小さすぎない。

4.長く使えて愛着が湧く
せっかく買うのだから愛用できるもの。

5.1万円台
初の薄マチ財布。高すぎず安すぎない1万円台前半で。

■ミニ財布「ディアリオ  ハンディ Lファスナー」とは?

▲革もさることながら、ステッチの仕上げが美しい

今回買った「ディアリオ  ハンディLファスナー」は、縦8.8×横11.6×厚み1.9cmとめちゃめちゃ小さいわけではありませんが、なんといってもその薄マチが魅力。ジーンズの尻ポケットに収まるくらいで、中身が取り出しやすく、ちょうどいいサイズです。

数ある中でなぜ土屋鞄製造所のミニ財布を選んだかといえば、やっぱり長年愛用したいという思いがあったから。革にこだわり、日本人が使いやすいモノを工房で丁寧に作っているというバックボーンが好きだからかもしれません。

▲ジーンズの後ろポケットにジャストフィット。ちょっとしたお出かけの際に重宝する

これまでの財布は、ジーンズの尻ポケットには入らず、ジャケットのポケットに入れても重く型崩れしそうなほど。実際に尻ポケットに入れるとカードが折れそうなので入れてはいませんが、コートのポケットに入れてもかさ張らず快適!

▲札を折らずにU字のコイン入れに巻くように入れると、ファスナーで引っかかる。カードはフルに入れた状態

今定番のLファスナー型で、中にはカードポケットが2つと小銭ポケットが付いているだけのシンプルなスタイル。大きく開口し、お札と小銭は取り出しやすく不満はありませんが、アクセントとなるジッパーの金属エレメントがカードの出し入れの時に干渉。若干注意が必要なようです。

▲コインを入れた状態。ポケットにすんなり入る時に、薄マチのありがたみを実感

本体は植物タンニンで鞣されたステアの原皮に、オイルを塗り重ねたオイルメロウレザー。コードバンのようにしっかりとして光沢があるわけではありませんが、その分、しなやかでオイルをたっぷり含んだナチュラルレザーなので、これからエイジングが楽しみ。ディアリオという名の通り、毎日の日記のように、時を刻んでくれそうです。

縁は“かがりステッチ”で補強されているため、壊れにくく長年愛用できそうです。

■入れられるカードはMAX6枚

▲自分でも驚くカードの量。財布を2個持ちではなく財布+カード入れの方がもともと良かったのかも

手元に財布が来た時に感じたのは「薄っ!」ということ。「財布って2個も必要だっけ…」という結論に達し、1個に集約化すると決めた時、なぜ財布が2つ必要だったのかを分析(というほどでもないですが)したのです。

理由はとても簡単! カードが多すぎたのです。これまで長財布とミニ財布で入れていたカードは、キャッシュカード、クレジットカード、Suica定期、病院の診察券、免許証、保険証、ポイントカード、ショップカード…総勢50枚強と大所帯。しかも1年以上使っていないものが、約8割。

そもそも長財布を買った時の選択基準がカードがたくさん入ることだったので、ポケットはたくさんあり、カードは入れまくり。なんでもかんでも突っ込むためにいつもパンパンでした。

よくよく考えれば、普段クルマに乗らないから免許証だって必要ないし、キャッシュカードを何枚も入れておいても使うのは決まっているし、1年に1回行くかどうか分からないセレクトショップの会員証だってアプリで済むし、ミニ財布にしたことで余分なカードを断捨離(必要なカードは自宅で待機)!

いかに余分なカード類を持ち歩いていたのかに気づかされました。

これまで持っていた50枚強の中から選んだのは…。

Apple Payにクレジットカードを登録していますが、フィジカルなカードが必要な時のためにクレジットカードを1枚。よく使う口座のキャッシュカード1枚。いつも行くスーパーのカード1枚。毎週行く歯医者の診察券1枚。そして病院提出用兼身分証明書の健康保険証が1枚。なんと、カードはMaxで6枚入るのに、5枚でOKになりました。

つまり毎日持ち歩くカードの90%の削減。カードを探す時間も減らせ、スムーズな日常生活に。

ちなみに、これ以外のカードを使う時には、あらかじめ決めて持っていくというルールに変更。こうすれば、量販店での衝動買いもなくなるはず!

もう1つ。なんでもスタンプカードを作らない! これまで「作りますか?」と言われるとつい作ってきましたが、スタンプがたまった試しがない(特に有効期限があるもの)し、二度と行かないことも多いので、スタンプカードは持たないルールに決めました!

そういえば、今年の年初に持ち物を見直したらカバンが薄マチになった記事を作りましたが、まったく同じことを痛感。結局、経営ではありませんが、集中と選択が、行動の効率化や業績向上(無駄な支出削減)に繋がるのかもしれません。

>> 土屋鞄製造所

(写真・文/&GP編集部 澤村尚徳)

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